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直人 「その日、入試のバイト頼まれたんだって。

だから来れないんだ」








剛典 「直人さん!」




話をしながらもくもくと課題をやっていると


この授業を取ってないはずの片岡さんが
私達の前の席へと座った。









直人 「授業の雰囲気じゃないなと思って

通りかかって見たら2人がいたから来ちゃった」






奈央 「お疲れ様です…」






直人 「お疲れ。2人ともこの授業とってんの?」






剛典 「はい、楽単なんでとったら

たまたまモッチーがいて仲良くなったんです。」







直人 「そうだった。モッチー言ってたもんね、

岩ちゃんと同じ授業があるって」







奈央 「あ、はい…」






よくご飯に行ってもらってた時は


そんな話もしてたっけ…







今は全然話さなくなっちゃったけど。






剛典 「彼女さん嫉妬とかしないんすか?

モッチーいても」






直人 「さくら?んー、特に何にも言われないよ?

モッチーと仲良いし大丈夫っしょ?

しかもさくらはフットサル出来ないからw」






きっと片岡さんに言えないだけで

本人はめちゃめちゃ嫉妬してますけどね(笑)







剛典 「そうなんすね。

でも試合の日、モッチーの弟が受験なんですって!」






直人 「え!?弟いたの?」






奈央 「はい、ウチ3人兄弟なんです。」






剛典 「え?お兄さんも??」






奈央 「7歳も離れてるけどねー。

終わった、岩田くん交換しよ」






剛典 「早っ!ちょっと待って!」





私の担当部分が解き終わったから

課題プリントを岩田くんに渡した。






直人 「お前ら自分でやれよー(笑)」







剛典 「よし、終わったー」







岩田くんも後半部分を解いてくれて後はお互い写すだけ。






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作者名:emirin | 作成日時:2017年5月4日 16時

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