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啓司 「ヤマトって知ってるか?バスケやってそうな奴」





広臣 「ヤマト… 背高いですか?そいつ」




啓司 「そう!めちゃくちゃデカかった!」







元彼か…





一回しか見た事ないけど、背高いし顔もカッコ良かった






隆二 「そいつがどうかしたんすか?」





啓司 「今日開店前にウチに来てて、

奈央と話してたんだよな」






広臣 「それ、奈央の元彼っすよ」




啓司 「は?そうなの?

そいつと会ってから元気ないんだよなー」






また元彼になんか言われたのか?







隆二 「俺もここまでしんどそうなのは初めて見ました」







啓司 「もう仕事いいからさ、帰らせようと思って」







隆二 「でも俺らモッチーん家知らないんすよ」



啓司 「マジで?お前らなら知ってると思ったんだけどなー」




隆二 「でも俺ん家と近いらしいんで送って行きますよ。

岩ちゃんから家聞きます」







啓司 「助かるわー、敬浩多分いま帰省中で

飛行機の中だから連絡取れないんだよな」






広臣 「萩花はいないんですか?」





啓司 「あいつも今大阪帰ってるんだよー 」





思ったけど、

隆二も知らないのになんで岩ちゃんが
モッチーん家知ってんだ?


サークルも学科も違うし、接点あんまないよな?






啓司 「でも、もう1つのバイト先の近くに
住んでるって前言ってたわ」





隆二 「どっちのですか?」





啓司 「どっちのってコンビニ…

もしかして他にもバイトしてんの?こいつ」







広臣 「あっ…」





隆二 「ガソスタで… って言ってないのかこいつ」





俺と隆二は最近
ガソリンスタンドのバイト始めた事知ってるけど


啓司さんには言ってないらしく少し怒ってる(笑)





啓司 「まあ、また今度叱るか。バイトしすぎだわ!」




隆二 「ははっ… とりあえず連れて帰りますね」





啓司 「悪いな。今度サービスするわー」




広臣 「あざっす!」





隆二 「服このままで上着着させればいいか」





啓司 「奈央の荷物これな。

明日のバイト来なくていいから寝ろって言っといて」




隆二 「分かりましたw 臣、おんぶ出来る?」





広臣 「いいよ、じゃあ啓司さん 失礼します」





啓司 「おう、よろしくな」







ぐったりしてる奈央を俺の背中に乗せて
来て早々、店を後にした。






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作者名:emirin | 作成日時:2017年5月4日 16時

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