Oh Boy (ページ33)

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直人「違うよw 同じグループのメンバーに差し入れ」

奈央「あ、そうなんですね～

てっきり健ちゃんが片岡さんをコキ使ってるのかと思いました」

直人「まあ、言いそうだけど(笑)

つかモッチーって、健二郎と仲良いよね」

自販機に着いて小銭を入れながら

話す姿でさえカッコイイと思ってしまう

でも

前よりも片岡さんの事が憧れに近いものなのかな

って思うようになってきた。

好きとは違う感覚。

今だってこうやって話せてるし

わたし、少しは前に進んでるのかもしれない

奈央「はい。完全に馬鹿にしてますけどねw」

直人「馬鹿にしていいと思う(笑)

あ、今日この後観にくる？」

奈央「行きますよ！14時からですよね」

直人「そうそう！めっちゃカマしてくるわ～」

奈央「ふふっ。カマしちゃって下さい(笑)」

直人「モッチーもなんか飲む？いいよ買ってあげる」

奈央「え、いいですよ～自分のは自分で」

ポケットから小銭入れを取り出そうとすると

もう小銭を自販機に入れてる片岡さん

直人「イイって！何がいい？」

奈央「すみません… じゃあお茶で」

(ガタンッ)

直人「はいどーぞ」

奈央「ありがとうございます」

自販機から出てきたお茶を受け取り、

健ちゃん達の分の飲み物を私は3つ持って

来た道を戻る

奈央「どこに持って行きますか？これ」

直人「出演者控え室までいいかな？」

奈央「え、私入っていいんですか？」

出演者でもなんでもないのに

直人「全然いいよ。

健二郎が緊張してるからいつもの喝入れてやって」

奈央「そんな事なら任せて下さい(笑)」

直人「ははっ、よろしく～」

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