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＊Aside
ジムから家までは歩いて30分くらいかかる
都心から少し外れているこの街で
こんな遅い時間に外を歩いてる人は少ない
なんで今日歩きなんだよ…(笑)
伶菜に勤務が終わった事を連絡する
LINEを送って、のんびり歩いてると
反対側の歩道に私と同じように歩いてる人がいた
信号が変わるのを待っていると
その人が向こう側から横断歩道を渡って私の後ろに来た
？ 「しーらーねーちゃーん？」
え…
振り向くと、そこには中年太りのジムのお客さんがいて
ニヤニヤしながらこっちを見てくる。
そうだ、この人
私に言い寄ってくる人の1人だ
今日、今市さんと
��ああいう人は何するか分かんないから��
って話してたのを思いだした。
これ、ヤバイやつ？
自分の身に危険を感じていると
客 「今勤務終わったのー？危ないから送ってくよー」
ガシッと掴まれた腕を振り払おうとするが、
男の人の力は女の私には全く敵わない
そのまま手を強く握って私を引きずりながら歩いて行く
どうやら近くのホテルに行こうとしてるらしい
A 「ちょっと！！離してください！！
1人で帰れますから！！」
必死に抵抗する私に対して1度立ち止まり
私に顔を向けると
客 「なーに言ってんの？帰らせないよ？(ニヤッ)
貧相なお胸を俺が大きくしてあげるねー」
今度は反対の手で私の胸のあたりを触ってきた。
そして路上にも関わらず服を脱がせてくる
このままメチャクチャにされると思うと
怖くなって泣きそうになった
ここは、ジムからすぐ近くの場所だから
走ってジムに戻ろう
まだ社員さんがいるはず
(ガブッ！！)
客 「痛ってえー！！！」
その人の腕をを思いっきり噛んで
手が離れた隙に来た道を走って戻った
.
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作者名：emirin | 作成日時：2016年2月17日 1時
