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A 「あ、そうだ。
来週からこのトレーニングに新しい子が入りますよ」
アンナ 「希？」
A 「希ちゃんではなくて、ダンスが好きな女の子です。
夏恋ちゃんと同い年だったかな」
夏恋 「へー！そーなんだ！ なんか楽しみだな〜」
A 「前に一回あったんですけど、ダンスが上手でAKIRAさんのレッスンにも出るみたいです。
2人共仲良くしてあげて下さいね〜」
アンナ 「やった！ その子名前何て言うの？」
A 「MIYUUちゃんです」
夏恋 「早くダンス見てみたいな〜」
アンナ「Aちゃんもダンス踊れるんでしょ？」
またその話か…
A 「大学のサークルでちょこっとやってただけですから」
夏恋 「私もAちゃんと同じ大学目指してるの！怜菜ちゃんと一緒の学部受けようと思って！」
夏恋ちゃんが後輩になったら嬉しいな〜〜
アンナ「怜菜ちゃんも一緒の大学だったの？」
A 「同級生で同じサークルだったんですよ」
夏恋 「Aちゃん医療系の学科だよね？
あそこの大学、医療系の偏差値だけは異常に高いよね〜」
周りの学部に比べてなぜか偏差値が高かったため
大学受験は必死にやった。
アンナ「じゃあ頭いいんだ! 今度勉強教えて〜」
A 「私でよければ。
夢って見つけるの難しいかもしれないですけど、見つけちゃえばそれに向かって頑張ればいいだけなんです。
私の大学受験はただひたすらに勉強してるだけでしたね〜
みんなそうだと思うんですけど」
夏恋 「夏恋も勉強しなきゃな〜」
A 「あー！もうこんな時間！」
時計を見るとトレーニング終了5分前に。
2人と話すのが楽しくてつい喋りすぎたな…
夏恋 「ほんとだー時間経つの早いね〜」
A 「やりたい事いっぱいあったんです〜!
少しだけ時間延びてもいいですか？
お家でやってもらうように教えるので」
アンナ「いーよー」
この後、2人に早口でトレーニングメニューを10種類も教えた
最後はヘトヘトになってたけど(笑)
あ、次はあいつか
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作者名：emirin | 作成日時：2016年2月17日 1時
