Unloveable (ページ39)

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ガチャ

伶菜「A～！」

Aを抱きしめると細い体が震えていた。

伶菜「お風呂、入ってきな？」

Aはコクンと頷いた後家の中にに入って行った

伶菜「今市さんどうぞ入って下さい」

隆二「ありがとう。おじゃまします」

今市さんにコーヒーを作った後

何があったか話してくれた。

シャワーの修理で帰るのが遅くなって

1人で帰ってたら中川さんって人に跡つけられてて

腕を掴んでホテルに連れてかれそうになったらしい

その時に服を脱がされそうになった事も話してくれた

隆二「歩くと家まで何分間くらいかかるの？」

伶菜「30分くらいですかね～

今日、雨降ってたから原付じゃなくて

歩いて行ったんだと思います。」

隆二「俺ら、てっきり原付で来たのかと思ってて

1人で帰らせちゃったんだよね」

もう学生じゃなくて、大人として

他の人に迷惑かけないようにって思ってんだろうな

伶菜「そのお客さんどうなるんですか？」

隆二「この事を社員の中で共有して、

HIROさんにも報告するつもり。きっと退会だねー」

伶菜「A怖かっただろうなー

本人は筋肉あるって言い張るんですけど、

握力めっちゃ弱くて、抵抗出来なかったんじゃないかな」

隆二「あんなに細けりゃねー」

するとAがお風呂から上がってきた

隆二「白嶺さん、明日バイト休もう！」

A 「いや…でも遅番が…」

伶菜「今市さんも言ってくれてるんだし休みなよ～」

隆二「確か、Shizukaが22時まで勤務入ってるからなんとかなるよ」

下を向くA

伶菜「こんな事あったんだしA、

きっと気にし過ぎて集中出来ないんじゃない？」

A 「確かに…」

納得してくれた？

A 「じゃあ明日、お休みさせて頂きます。」

隆二「はーい。明日はゆっくり休めよー」

今市さんは前にAが言ってたような

笑顔を向けて家へと帰って行った。

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