＊梵天 ページ6
竜胆「兄貴、準備できた？」
蘭「おぉ、できたぜ」
竜胆「Aは？」
A「本当に私も行くの？」
蘭「当たり前だろう」
A「はぁ」
竜胆「そんなに嫌か？」
A「いや、別に蘭君達の仕事を見に行くのはいいんだけど」
「怖い人ばっかりだと思うし......」
蘭「その時はスーパーハイパー旦那が助けるから安心して」
A「あ、ありがとう」
竜胆「下に車来たから、乗り込むぞ」
A「うん」
ビルの下に来た車に乗り込む
蘭君の部下「灰谷蘭様、灰谷竜胆様、今日の商談の内容です」
蘭君達は、部下の人たちから渡されている紙を見ている
A「今日はどんなことするの？」
蘭「えっと、いつも梵天がお世話になってる会社に挨拶しに行って」
「パパっと商談して、あっちの方から渡したいものがあるっていうからそれ貰って」
「帰ってくる」
A「大変だね〜」
竜胆(本当は、梵天の配下の会社に行って、ボコって金もらってくだけなんだけどな)
部下「ご到着いたしました」
蘭「よ〜し、今日も仕事頑張るぞ」
でかいビルだなってここ
A「あの有名な会社じゃんか」
蘭「そうだけど？俺ら、いつもここのとある所でお世話になってんの」
A「そ、そうなんだ」
蘭君の部下「皆様、ここからお入りください」
鉄のドアをくぐって、廊下を数分歩いた時だった
？「死ねぇー」
暗闇の中から、鉄の棒を持った男が現れて、私の事を殴ろうとしてきた
私は目を瞑ったが、その瞬間鉄の棒が落ちる音が聞こえた
竜胆「お前ら本当、懲りねえな」
蘭「A、大丈夫か」
A「うん、大丈夫だよ」
竜胆「兄貴の嫁に手出してきたとかお前、後でどうなるか本当にわかんねぇぞ」
蘭「よーし、まずは商談、パパっと終わらせるぞ」
「そいつは、お前らで捕まえて置け」
部下「はっ！！」
蘭「それよりもAにケガなくて良かった」
A「蘭君も守ってくれてありがとね」
蘭「当たり前だろ、旦那なんだから」
「早く帰って、Aの事を抱き潰す」
A「えぇ、やだ。夜仕事あるし。帰りたくないんだけど」
蘭「そんなこと言わないで」
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作者名：フルーツサンド | 作成日時：2022年8月3日 22時
