＊梵天 ページ5
蘭「竜胆、おは」
竜胆「兄貴、おはよう。今日は珍しく遅いね」
蘭「さっきまでAにシバかれてたからな」
竜胆「A、そんなことしてたのかよ.......」
A「違うって、竜胆」
「蘭君、誤解の生まれるような言葉言わないで！！」
蘭「ごめんって」
「それよりも、俺、Aのおいしいご飯食べたーい」
竜胆「俺も食べたい」
A「わかった。今から準備するから」
「今日は他に人いる？」
竜胆「大半は出かけて行ったな」
「マイキーは昨日は朝っぱらに帰ってきてたから、まだ寝てると思うけど」
A「一応、万次郎の分も作っておく」
蘭「今日は何作るの〜？」
A「う〜ん、サンドイッチ作ろうかな。簡単だし」
蘭「楽しみ」
A「今日は蘭君とか竜胆は、予定ないの？」
竜胆「俺、午後から予定入ってる、兄貴と」
蘭「あれ？俺、予定いれてたっけ？」
竜胆「なに言ってるの兄貴。午後は商談しに行くって」
蘭「あぁ、そういえばあったような気がする」
A「午後は誰も家に居ないのね」
蘭「あれ、Aは今日は午後から仕事ないの？」
A「いつもは午後あるんだけど」
「常連さんがいないから、昨日の出来事で」
「だから今日は夜出勤するの」
蘭「それなら、A」
A「ん？」
蘭「俺らの仕事、見学しにこね？」
A「ん？？」
蘭「だって、午後暇だろ。一回くらいは旦那の仕事ぶりも見てもらいたいじゃん」
A「旦那の仕事ぶりって......」
「だた、喧嘩するだけでしょ、蘭君」
蘭「それだけじゃねえぞ。しっかり相手の方と話して解決する場合だってある」
A「なんか胡散臭い.......」
「竜胆、蘭君しっかり話し合いで解決してる？」
竜胆「えっと、それは.......」
蘭(本当のこと、言ったら後でどうなるか、わかるよな、竜胆)
竜胆(兄貴の目力怖っ)
竜胆「兄貴はしっかり話し合いで解決してる......よ」
A「それならいいんだけど」
蘭「それじゃあ、今日の午後は三人で商談しに行くぞぉぉ」
A「やっぱり私もなんかい」
そして午後は、旦那の仕事場見学が決まりました
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作者名：フルーツサンド | 作成日時：2022年8月3日 22時
