十本【時】 ページ12
・
『し、師範?!』
慌てて伊黒さんに駆け寄るA
『すごい血の量…やっぱり病気のせいで…』
病気?
それは違うと思うんだけど?
その血は、健全な男である証拠かと…。
『師範…師範……お願いですから…死なないで
…私を一人にしないでください…』
伊黒さんを抱えて泣いているA…
だけどさ、ほら…悪気はないんだろうけど
それ…自ら顔面を谷間にブチ込んでるからね?
え、何?羨ましいんだけど。
僕も生乳に挟まれたい←
小「ゴフッ…!!………ガハッ!!」
『いやぁぁぁああああ!!血が止まらない!!』
そりゃあ…止まんないでしょ。
そんな楽園…出血万歳だから。
時「A…伊黒さんが助かるいい方法があるよ」
『なんですか?』
時「教えてあげるから、こっち来て
さっきの続きしよっか?(笑)」
『なっ?!///』
もう伊黒さんはいいでしょ?
早く僕のところに戻ってきてよ。
『でも…師範を蝶屋敷に…』
時「大丈夫だって。ほっとけば復活するから」
要するに、Aの神秘の狭間に居るせいで
気を失ってるわけだから…。
小「…ゼェ……Aは……絶対に…ゲホッ!!
絶対に…ゼェ…ハァ……貴様なんぞには…
渡さんからな!!!!」
『師範…///』
時「なーんだ、まだ意識あったの?」
立ち上がり、Aを背に隠す伊黒さん
そんな伊黒さんの羽織をキュッと小さな手で
握っているA…。
…むかつく。
小「返してもらうからな」
『きゃっ…!』
そう言うと伊黒さんは、Aを抱えて
去ってしまった。
時「チッ…今度は、伊黒さんが長期勤務の時に
連れてこよっと」
それとさ…伊黒さん
Aの隊服忘れて帰ってるよ?
今着てるの僕が渡した素敵に破廉恥な隊服だから。
・
・
・
その夜…
直したはずの屋敷の窓が再び割られたのは
言うまでもない話だろう。
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・
「霞柱様!窓の修理完了しました!」
時「うん、請求は蛇柱にしてくれる?
倍額つけといていいから」
「え…えぇ?……それはちょっと…」
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sonomegu1216lov(プロフ) - 萌える♡ (2022年12月22日 6時) (レス) @page18 id: 3cc1dc0b19 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - 伊黒さんがそんなに変態なんて思わなかったよ。 (2020年10月5日 0時) (レス) id: 0830061a27 (このIDを非表示/違反報告)
あやりん - ....伊黒さん....もう駄目だ!頭のネジ外れるわ、変態になるし、血が出るわ....伊黒さんどうしちゃ....ってきゃぁぁぁぁ!!←伊黒さんが倒れた! (2020年9月30日 18時) (レス) id: 5191a250c9 (このIDを非表示/違反報告)
依乃梨(プロフ) - yuさん» ここの伊黒さんとてつもない変態ですがこれからも愛してあげてください(笑) (2020年9月23日 9時) (レス) id: bb4b9f59b5 (このIDを非表示/違反報告)
依乃梨(プロフ) - ゆっくり四つ葉さん» きっとそうです!(笑)拾っても拾っても落とすんです(笑) (2020年9月23日 9時) (レス) id: bb4b9f59b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:依乃梨 | 作成日時:2020年6月15日 1時