検索窓
今日:10 hit、昨日:10 hit、合計:211,178 hit

時の呼吸…【主】 ページ7





善「炭治郎…どこだよぉ…」



開けど開けど出口は見えない
炭治郎くんも見つからない。




この屋敷どうなっちゃってるのかしら?



正「あの…善逸さん…なんか同じとこ…
  まわってないですか?」



確かにそうだ。
さっきからずっと同じところをグルグルと…




『ねぇ…一層のこと
 壁ブチ抜いちゃえばいいんじゃない?』

善「……。」

『何?』



何その顔。



私、何か変なこと言った?




善「正一くん…君ならできる!」

正「できませんよ」

善「正一くぅぅぅん!!」



さっきの鬼を正一くんが倒したと
本気で思ってるのかな?



善「こっちの部屋大丈夫か見てくれない?」



善逸くんのその言葉に、ものすごーく
冷めた視線をむける正一くん…。



善「何だよぉぉ!!
  わかったからその目はやめてぇぇええ!!」



こんな調子でさっきから進んでいるわけです…が!




『ちょっ…!!』

善「部屋が…回ったぁっ?!」

『えぇぇえええっ?!』



そのまま外まで落下する私達




善逸くん意識失ってるし 頭から落ちてる?!





このままじゃ危ない!!






『…くっそ!!』





お願いだから近くに鬼が居てくれるなよ?







『…__スゥゥッ』






__時の呼吸 壱ノ型




  静粛なる刻__






『…間に合った』



私はそっと地に足をつく




風の音、鳥の鳴き声


全て止まっている無音の世界。




宙に浮いたまま止まっている善逸くんと正一くんを
地面に下ろして寝かせる。





この無音の世界では、私と私が許可した人間しか
動くことはできない。



2人とも寝かせ終わったところで
私は、パチンと指を鳴らす。





善「あ…あれ?」

正「たす…かった?」

『いやー、咄嗟に善逸くんが庇ってくれて
 助かっちゃったよー』

善「Aちゃんっ?!…ゴフッ」



私が助けたと悟られない為に
善逸くんの上に倒れ込んでいるのですが…



血を吐いて倒れました…この子…。








「猪突猛進!猪突猛進!!」

善「いやぁぁあああ!!また出たァァァ
  化猪ィィィイイイ!!!」



扉を頭突きで突き破る猪頭くん…




善逸くん曰く最終選別に居たようだけど…




鬼殺隊って…個性強いわね。




伊「鬼の気配がするぜ」

『っ!!』



それって…炭治郎くんのあの箱のこと?
でもあれは命より大事だって…。



伊「見つけたぞぉぉおおお!!」



善「やめろォォオオオオ!!!!」





ホワホワ…?【善】→←本気で惚れる一歩前【主】



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (172 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
406人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 嘴平伊之助 , 我妻善逸   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

依乃梨(プロフ) - 玲華さん» 伊黒さんに人工呼吸してもらいましょう!(笑) (2020年6月20日 23時) (レス) id: bb4b9f59b5 (このIDを非表示/違反報告)
玲華(プロフ) - (追加です)【速報】伊黒さんが尊い可愛いetc…で玲華という一人の女が緊急搬送された。です!(笑) (2020年6月18日 21時) (レス) id: d81ad5e1bd (このIDを非表示/違反報告)
玲華(プロフ) - 暇柱wwいいですねその名前(おい) (2020年6月18日 20時) (レス) id: d81ad5e1bd (このIDを非表示/違反報告)
依乃梨(プロフ) - ミナさん» しかし、実はジジィとある話で活躍予定でございます…(笑) (2020年6月15日 20時) (レス) id: bb4b9f59b5 (このIDを非表示/違反報告)
ミナ - あっすいませんちょっとあのジジィがユルサンッてっだけになっただけなんで (2020年6月15日 16時) (レス) id: 99cceeea9b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:依乃梨 | 作成日時:2020年5月13日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。