護ってもらっていいですか？【最強愛され少女降臨篇】

予想外【主】 ページ47

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『あれれ…鼻血大噴射しながら
　即答で代わってくれると思ったのにな…。』

小「俺を何だと思っているんだ」

『え、甘露寺蜜璃様信者』

小「……。」



いやいや待って？

本当に予想外なわけ！何で喜ばないの？！




心なしか…少し悲しそうな顔してない？






小「……は……の…か」

『はい？』

小「お前は…俺と甘露寺が……二人きりでも…
　 いい、…のか？」

『は？』



え、何？



何なのその体に見合ったか細い声と態度…



いつもは、体に見合ってない高圧的な態度なのに！




『まぁ、伊黒さんの恋は応援してますし』

小「……そうか。」





えぇー…・・・






なんか、あからさまに落ち込まれたんだけど…。







落ち込む理由は何？！






『伊黒さん…？』

小「……。」




…無視？！







『……小芭内さん』

小「何だ…///」

『んなっ？！』





…どうやら私は、とんでもない人に
懐かれてしまったようだ。。。



それがどういう感情なのかはまだわからないけど
とりあえず…懐かれた。かなり懐かれた。





『まぁ…あれですよ。うん。
　とりあえず任務は自分で行きます』

小「いや、それはそれで心配だな」

『はいっ？！///』




ちょっと不意打ちだった…





この人…他人を心配するなんて事できたのか。





心配されて少しだけ…すこーしだけ！
…キュンってなったじゃんか…。





『はぁー…これは困ったなぁ』

小「何がだ」

『ねー、鏑丸くーん困っちゃうよねーほんと』

小「だから何がだ！！」

『伊黒さんなんて憎たらしいネチネチ野郎なのに
　ちょっと可愛く見えちゃったよねー？
　私の癒しは鏑丸くんだけなのにさー』

小「誰が憎たらしいネチネチ野郎だ！！
　 憎たらしいのは貴様の方だろ！！
　 大体俺の方が年齢も鬼殺隊歴も長いというのに
　 貴様は…上の者への態度がなっていないぞ！」

『そうですね。
　伊黒さんはそれくらいネチネチしててください。
　何か…本気で調子狂うので…』




素直じゃなくて可愛いウブ伊黒さんは
見てて面白いしいいんだけど…





急に素直になられたり…







さっきみたいな顔されたらさ…調子狂うよ。







小「…その失礼な態度はどうにかならんのか。
　 そこだけはどうにかしろ。そこだけはな…///」

『……。///』





何だよ、もう。





今日の伊黒さん…変すぎるでしょ。








…ついでに私も。





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