護ってもらっていいですか？【最強愛され少女降臨篇】

ジジィの教え【小】 ページ38

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小「……は？///」



この女に時間を止められた。


そして、やっと動けるようになったかと思えば
ハイカラ頭同士の接吻…。




炭「なっ何してるんだ！！///
　 嫁入り前の女の子がそんなことをしたら
　 絶対にダメだ！！！//////」



そう言いながら薬と湯飲みを握りしめている。
なんの説得力もないぞ。



伊「…なんかわかんねぇけど紋逸ムカつくから
　 ちょっと殴ってもいいか？！」

『ダメダメ！！！善逸くんなんか知らんけど
　めちゃくちゃ血出してるし！！鼻から！！』



お前のせいだろ馬鹿女め。




ア「なん…ですか……なんなんですか！！
　 こんなの真似できるわけないじゃない！！」

『え、そう？』


小「貴様は阿呆か？！///」





『え…うそ……伊黒さんも顔真っ赤』


小「………殺す」

『また時間止めますよ？』

小「……。」



おい、誰かこいつを殺す方法を教えろ。




苛立つ。





やっと解放されて意識が戻ったと思ったら
目の前で見たくもない接吻を見せられたことになのか




こいつが俺より強いと認めたくないからなのか…






…あのたんぽぽ頭をいつか絞め殺してやろうと
　思っている時点で理由は明確だろう。



だが、俺はこんな感情認めない。




認めない、認めない。







炭「A…誰彼構わずその…接吻をするのは
　 良くないことだぞ」

『………え？そうなの？』

小「貴様は一体どんな教育を受けているんだ！！」

『…接吻は挨拶だっていつもジジィが…。
　最近はジジィがキモくて拒否してるけど
　昔は、毎日おはようの接吻
　行ってきますの接吻、ただいまの接吻
　……これ、当たり前だったし』





おいボロ雑巾ちょっと面貸せや。






『最近ジジィのお付きの人たちが雪音に
　雪音様だけは初めてを大事にしてください！
　って泣きついてるの目撃して
　初めては好きな人としなきゃいけないと学んだけど

　ほら、私なんて問答無用で初めてをジジィに
　奪われてるから、もう接吻とか挨拶なわけ。
　善逸くんもあんだけ女の子大好きなんだし
　初めてでは………え、初めてだったのかな？！』




妙な苛立ちが沸き上がってくる。




何故なのかは知らん。






ただ…気がついたときには






『あっ！ちょっ！伊黒さん？！』






この馬鹿女の腕を掴んで蝶屋敷を飛び出していた。









小「今夜の任務は俺とお前が担当だ」

『…いや、…まだ朝ですけど』

小「……。」





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