護ってもらっていいですか？【最強愛され少女降臨篇】

形変わりの刀【主】 ページ33

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『時の呼吸使用者の日輪刀は
　色ではなく形が変わると言われています。
　最終選別で彼女の刀は一瞬鎌のような形に変形した

　あの山に放り込まれている鬼を
　鬼舞辻が未だに監視している可能性は低いと思う
　ですが、万が一という可能性もあるので。

　……これで知っている事は全てお話ししました。
　納得していただけましたか？お館様』

産「そうだね。やはり君は菊葉さんの子だったか」




…やっぱり気付いてたんじゃん
そんな気はしてたけど。




産「しかし、暁家の方達は死亡が確定してはいない
　 それについてAはどう思うかな？」

『！！』

胡「どういう事でしょうか？」

産「遺体が見つかっていないんだよ」



私は、ジジィから一族は皆死んだと聞かされただけだ
自ら命を絶ち私を護ったと…。




『私には、あくまで私を産み落とすまでの
　母の記憶しか残っていないので…
　なんとも言えませんが、鬼になったという可能性は
　ないと考えていいと思います。
　もし仮に鬼舞辻の手に落ちていたとしたら
　既に、鬼は昼夜問わず活動しているはずです』

産「そうだね、その考えには私も同感だ。
　 だけどもしかしたら…どこかで生きている
　 そういう可能性もあると思う」

『え…』




ジジィ…まだ何か隠してやがるな…。



帰ったら…殺す。






産「A、もう一つの話だけど
　 君は時柱になってくれるのかな？」



あー…忘れてたその話。




『まぁ…護っていただくからには
　私も、誠心誠意皆様をお護りします。
　だから私のこと護ってくださいね？(笑)』







……………………。








宇「言ってる事が派手にめちゃくちゃだな」

小「…俺は貴様に護られる気などない
　 護ってやる義理もないが…お館様が仰るなら
　 …仕方がない。」

胡「素直じゃないですね、伊黒さんは」

甘「Aちゃん…可愛いわ！///」

不「…気にいらねェ」

悲「頭の悪い、何と可哀想な子だ…南無阿弥陀…」

時「…お姉さん…可愛いなぁ」

煉「実に頼りになるな！！」

冨「………(善処)しよう」




なんか凄く失礼な声が聞こえた気がする…


あと…全然関係ない声も聞こえたよ？



あの、無口な少年とか…
あの子なに？ちょっと危険な匂いする！！



私この個性の塊達と上手くやっていける？
物凄く不安になってきた…。









雪「……安心してください。
　 貴方もドギツイ個性の塊ですから」

『…………え…。』





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