護る為に【主】 ページ20
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『ここから二手に分かれよう』
雪「はい」
『無茶はしないこと、いざとなったら
呼吸を使うこと…分かったわね？』
雪「私は、A様のように呼吸は使えません
ですが…承知しました」
走る雪音の背中に無事を祈り
私は、別の道へと走り出した。
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・
・
「俺の家族に゛近づくな゛ァアア！！」
鬼の声…！？
急いで声のした方へ走ると…
『伊之助くん？！』
体中傷だらけで…
鬼に首を握られている伊之助くんが居た
伊「…るな……来る…な」
何なのこの鬼の大きさ…
私は、刀を強く握りなおす。
そして…
『伊之助くんから…手を離せェェエエエ！！！』
伊「来るなァアアッッッ！！！」
__ｻﾞｼｭｯ‼
伊「ゲホッ……ゲホッゲホッ……ハァ、ハァ…
き、斬った…のか？」
鬼の腕を落とし、伊之助くんを助けた。
この鬼…相当な硬さだ。
それでも私は勝たなければならない
今、この鬼を倒せるのは私だけだ。
伊之助くんを連れて、このまま離脱するというのも
考えたが…戦うにしろ逃げるにしろ
時の呼吸を使用しなければならない。
それなら…選択肢は一つだ。
『…時の呼吸 伍ノ型
呪縛の刻』
伊「…止まっ…たのか？」
『止まったわけじゃない』
振り下ろされ、私の前に止まっている鬼の拳
「な゛…にを……した」
『貴方の腕を斬って思ったわ
…正直私の力ではその頸は切れないと』
伊「このまま日が昇るまで待つつもりかよ」
『そんなことしないわよ！！…ただ、私の力で
無理ならば…・・・貴方が自分で頸を切ればいい。
…その体の時間は既に全て…私の支配下にある』
私が腕を動かせば同じように鬼の腕も動く
自分の首元に手を持っていき空気を握る。
鬼も同じ動きをするが、一つだけ違いがある。
鬼の頸には、伊之助くんの日輪刀が刺さっている。
伊「俺の…刀？」
刀を奥まで突き刺すように動かす。
「グアァアアアッ！！」
そして…そのまま首を斬るように腕を下ろした。
『さようなら…。貴方が力の強い鬼で助かった』
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依乃梨(プロフ) - 玲華さん» 伊黒さんに人工呼吸してもらいましょう！（笑） (2020年6月20日 23時) (
レス) id: bb4b9f59b5 (このIDを非表示/違反報告)
玲華(プロフ) - （追加です）【速報】伊黒さんが尊い可愛いetc…で玲華という一人の女が緊急搬送された。です！（笑） (2020年6月18日 21時) (レス) id: d81ad5e1bd (このIDを非表示/違反報告)
玲華(プロフ) - 暇柱wwいいですねその名前（おい） (2020年6月18日 20時) (レス) id: d81ad5e1bd (このIDを非表示/違反報告)
依乃梨(プロフ) - ミナさん» しかし、実はジジィとある話で活躍予定でございます…（笑） (2020年6月15日 20時) (レス) id: bb4b9f59b5 (このIDを非表示/違反報告)
ミナ - あっすいませんちょっとあのジジィがﾕﾙｻﾝｯてっだけになっただけなんで (2020年6月15日 16時) (レス) id: 99cceeea9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：依乃梨 | 作成日時：2020年5月13日 3時
