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【呼び方】
一人称:俺
二人称:貴様、呼び捨て
【サンプルボイス】
「『オカルト研究会員の佐伯成美は、古本屋で河野又兵衛の手帳を拾い、部室に持ち帰る。持ち帰った手帳は翌日部活動で公開される。』…そうだ、貴様がこの手帳を拾ったんじゃない。俺が貴様に拾わせた。どうだ、死んでも死に切れぬほどのおぞましい憎悪を。書けば二度とは戻せぬ一生の後悔と罪を。それらを叶える執念が、この血をすする手帳の一片になる覚悟が、貴様にあるか？」
自己紹介
「河野又兵衛、そう呼んでくれ。それ以外に名乗る名は無い」
喜
「…これを俺に？これを俺に渡す利点が何かあるのか？…成程、貴様が満足する。ただそれだけのために俺に渡すのか？…おかしな奴だ…まあ、貰っておこう」
怒
「そうやって、そうやって、貴様は他人の命を弄び、裏切り、他人に運命を押し付け、自分だけ逃れようとする…！！ああ…あいつだ。又兵衛。河野又兵衛！！此処にもヤツがいる！！又兵衛！貴様の血でこの手帳に書き込んでやる。貴様の永遠の死をッ！！」
哀
「世間には知るべきことと知らぬべきことがある。俺を詮索するのはやめておけ。こんな、人間の愚を詰め込んだような奴を知ろうとするのは。近づこうとするのは。＿＿そう、所詮は形も残されていない怪談だ」
楽
「河野又兵衛は死んでいるか生きているのか？さあな。そこを秘してこそ、怪談だろう？＿なあ、貴様はどう思う。どちらが本当の河野又兵衛だと思う？何故ヤツは死んだのだと思う？
「俺は本来、人間に扱われる側のただの手帳だ。そう自ら無闇矢鱈に書き込んだりはしない…何もなければ、な」
「すまん。取り乱した」
「手帳に願いを書き込みたい？別に構わないが。貴様の死をもってして書き込むが、それでもいいな。…何？やっぱり止める？…そうか。なら気が変わったらまた来い。」
「俺が居るべきは此方側。荒れ狂う奴が居るのも此方側。だが貴様らが居るべきは彼方側だ。…だが…そうだな。そこの貴様。もし貴様が此方に堕ちてきたその日には、貴様に俺をくれてやる。もし本当に、自らを犠牲にしてでも成したい恨みがあるのなら。」
「赦さない。赦さない赦さない赦さない赦さない、赦すものか。彼奴だけは決して！河野又兵衛！
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