情報過多の敗戰感【キャラ設定集】

■神魂ノ結晶 ページ11

【名前】佰即(ひゃくそく)


【性別】男


【年齢】？


【身長】159cm


【性格】

　飄々としており腹の底が見えない、ミステリアスな策略家。歳相応に世を達観していれば老成し落ち着きもある。
　感情的になる事は滅多にない分非常に執念深く、その場で一度はあっさり退いても狙った獲物は必ず、後で確実に仕留めるのがポリシー。
　世間体や人として馴染む事を考える上で、気まぐれで人助けをする事もあるが、基本的にそういうものには無関心。そもそも自分が人間を助ける義理などないのだから。
　逆に言えば自分に利益があるのであれば取引で多少黙って助けてやらない事もない。いずれ邪魔になると分かりきっている者に関しては申し訳程度に寿命が伸びるだけだが。合理的かつ実利主義。
　基本的に何事も淡々とこなすが、それ故に人とは一線引いた存在感が露わになり不気味さを与える。やはり弱肉強食の虫の世界で生きてきた為か他にも人として欠けている要素が幾つか見られる。
　また人間だけでなく厄魂も含め自分より実力が上である・歳上であると直感した相手以外の他人を下に見る傾向にある。



【容姿】

　70代前後と思われるような老人姿。華奢な細身で、顔付きや手脚は年相応に骨張っている。
　病的に色白な肌を持ち、濡羽色…であったであろう、白髪混じりの髪を後ろに撫で付けて雑に結い、長さの足りなかった前髪が一部顔に垂れかかっている。
　瞳は切れ長で三白眼気味。時には相手を射竦めるほど鋭い眼光を放つ。色は鳥羽色。
　若い頃はさぞ女形が似合う妖艶な男だったのだろうと思わせる容姿である。一部の婆様からは人気な様子。
　全体的に奇抜な色はなくその点では人の世に溶け込んでいる。
　大抵着物に羽織、白足袋に下駄。外出時には扇子を帯に挟み、モダンにカンカン帽やハンチング帽を被ったりもする。暗く落ち着きのある配色を好むが、特に一番好きな色は紅と紫。
　羽織には一ツ百足丸の家紋が刺繍されているが、勿論彼に家など存在しない。遥か昔から、ずっと一代目なのである。

次ページ→←関係

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す