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サンプルボイス:
「ようこそ、機甲歩兵部隊へ。部隊長…兼ねて司令官の永見だ。…うん。その目の輝き良し、元気良し、情熱に溢れているようで結構!これから宜しく頼むよ」
「おおっ。そこの君、そこの君。今目が合ったね?もし良ければ腕相撲の相手になっては貰えないかな?実は今20連勝中でね。私の連勝を見事食い止めた人に焼肉食べ放題券を送るという企画なんだよ!…どうかな?」
「良い子の皆さん、こんにちはー!…おぉ…!おじさんよりも元気な声だ。若いって良いなあ…。さて、今日は機甲歩兵部隊の格納庫の見学という事で、案内を務めさせて頂きます、永見一佐です。よろしくお願いします。…うん?一佐?そうだよ〜偉いよ〜。こう見えてもこの部隊の司令官なんだ。そう、しれーかん。凄いでしょ。あはは。だからわからない事があったら何でも聞いてね。ま、私の自己紹介はこれくらいにして、早速格納庫の中に入っていきましょう。もしかすると、テレビでよく見るカッコいい彼等に会える…かもね?」
「ふーむ…。最近流行のFPSというものを買ってみたは良いものの、中々操作難しいなぁ、これ。…ん?あ、これ名前を入力出来るのか。どうしようか…特に思い付かないし『司令』で良いか」
「…もう一度確認しよう。君達が今からやろうとしている事は、隊内では違反とみなされる行為だ。それを侵す覚悟と、彼等を護り切るという決意はあるかな?………、よろしい。やってみなさい。その代わり、必ず彼等と無事に、全員全機生還する事。良いね?」
「此方CP、○○送れ。…○○?応答せよ、○○!…駄目だ、ジャミングだね。復旧するまで此処から先は彼等自身の判断に委ねるしかない。…大丈夫だ、彼等なら。互いに強い絆で結ばれた彼等なら。」
「よっ…と!ああ、失敬。いや、まさか"本当に"本陣に斬り込んで来るとは思わなかったものでね。つい投げてしまった。確かに司令官が早急に潰れれば、指揮系統が崩れて部隊は混乱に陥る。そういうものだ…一般的には、ね。師団規模の命を預かる佐官を舐めてもらっては困る。…こうしている間に…ほら、ね。君はもう"手遅れ"だ。」
「やあ!お久しぶり。教育隊長になったと聞いたんでね、遅くなっちゃったけど、これ就任祝い。しかし懐かしいなぁ…今年は何人残るかな、楽しみでしょうがないね。え、そんな事ない?なんだ、君となら共感出来ると思ったのになぁ…」
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