ページ ページ3
前世概要：
江戸中期の幕臣であり高家筆頭。
1701年、勅使接待役の赤穂藩藩主浅野内匠頭長矩に江戸城内で斬り付けられ負傷、浅野が即日切腹となった一方、吉良はお咎め無しで済み御役御免となる。その二年後、大石内蔵助を筆頭とする赤穂浪士(義士)に討ち入られ、死亡した。これを題材とした「忠臣蔵」では浅野にパワハラをした悪役として描かれる。
話し方
一人称：僕、自分、(私)
呼び方：○○さん、○○君、貴方、君、呼び捨て、お前
「…師墨高哉です。…ええ。一応、白笹派には属してますが…別に戦争したい訳じゃないですし、恨みとか誰を敵視してるからとかも無いので…。あの、急いでるので、もう帰って良いですか」
「人の態度なんて、意外簡単変わるものだよ。…僕も含めて、だけど」
「彼らは、本当に"吉良"を憎んでいたのか。世間に追い詰められて仕方無く討ちにきたのか。また何か別の感情があって来たのか…。…そうだ。僕は、僕はもう"吉良"じゃない。そこに本人が居るのだから、直接聞けば良いだろうと、後ろめたい事がないのなら出来るだろうと思うだろう。…でも、僕は、それさえ怖くて堪らない。目が合うだけで、あの討ち入られた夜の恐怖が、近しい人を置いて死んだ後悔が、全身を駆け巡って動けなくなる。ずっとあの夢に苦しめられ！その上周りからはクズだ阿保だと散々に否定され！確かに堂々と胸を張れないような事もした…けど！けど！私だって、一人の人間だったんだ…！欲もあれば家族もある、生活もある！それに何故僕が…！今普通に悠長に暮らしてる奴らの前世なんかを漁ったら僕と同じような奴ら、何人だっているのに…！何故あいつらは普通に暮らすことが許される…！？…っ、討ち入った彼らにしてみれば、それこそ無責任だと怒るかもしれないが…こんな、こんな事なら……前世なんか、思い出さなければ良かった…思い出したくなんか、なかった…！私はいつまでこうして耐えて偽って繕えばいいんだ！もう…もう嫌だ…！私は、あと何回死ねば……！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
