FULL THROTTLE【キャラ設定集】

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【さんぷる✩ぼいす】


「こんな世界なんぞ滅んじまえば良いんだ。そう…何一つ残らない程、無に帰せばいい。」



「ボスも部下をよく扱き使うよなァ。…ま、これで混沌だか神だかに近付けるなら利害一致ってやつか。はは。……あぁー、ハイハイ。今行きますよーっと」

「チッ、聞かれたか…。殺せばサツが動いて厄介事になるし…しょうがねぇ。キリキザン、軽ーくど突いてこい。彼奴酔っ払ってるみたいだし、上手いこと後頭部叩きゃ記憶も簡単にぶっ飛ぶだろう」

「……？…なんだよ？アンタ今俺に追われてたんだぞ？分かってるか？俺なんか助けたって何にもなりゃしないだろうに。…体が勝手に動いた？はっ！変なヤツだなぁ…」

「人間なんか所詮そんなもんだ。ありもしない善悪の物差しで人を測って、都合の良いように基準を傾けて、陥れるのさ。誰か一人に罪を押し付けて、自分は正しく在ろうとする…ああ嫌だ。人間に人間を善悪で裁く権利も無ければ、裁く術も無いのに！！」

「ははっ…お前最高だよ。それだ、それ。『自分がしたいからした』。率直な理由だ…正義やら法律やら自分の価値観をさも当たり前かのように相手に押し付けて聖人ぶってるやつよりかはまだ好意が持てる。まだ、な。…ふ、ははは！いやーっ気に入ったぞお前。そうさなァ、此処じゃ消さないでやるよ。…どうせ最期は来るからな」

「何度も言わせるな。人間に人間の善悪を判断する力は無い。だから俺がやってる事が善い事とも悪い事とも思っちゃいねぇよ。『俺がしたいからする』…どうだ、最高の理由だろ？…。だからなァ、言葉を並べる前に、そう思ってるんならお前ら自身の本能的意志をもって全力で俺を食い止めろっての。」

「人間じゃない、だぁ？そうかい。マァそうだろうなぁ。はは…お前らみたいな『正しい人間』を人間と言うのであれば＿＿俺は、人間をやめよう」

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