＜文スト 短編集＞貴方と私は互いに深い愛に堕ちている

大家族だから大変な日常！ <作之助 安吾 治 独歩 中也 龍之介> ページ28

夏姫様からリクエスト戴きました
ーーーーーーｷﾘﾄﾘーーーーーー

我が家は大家族である。

長男の作之助お兄ちゃん、次男の安吾お兄ちゃん

長女の私。

私と治は双子であり、私が妹

さらに、独歩と中也と末っ子の龍之介がいる

こんな大家族なのに、皆あまり年が離れていないのだ

しかも、女は私一人...

そんな我が家の日常は...


「安吾お兄ちゃん、また仕事？」

「そうですよ...てか、仕事って納まるんですかね？」

「頑張れ安吾」

「治！！貴様またサボりやがったな！？」

「何！？治！！ちょっと此方に来い！！」

「えー？嫌だよ、てか怒鳴らないでよ...Aが怖いがっちゃうでしょ？」

「治お兄ちゃん...中也と独歩怖い...」

「...嫌われましたね...」

「うっせぇ！龍之介！手前はどうなんだよ！」

「あ、龍之介！一緒にテレビ見よう！」

「喜んで(*´∇｀)」

「あー...心中したい...」


...此のようにみんなの意見が合わない時もあれば合うときもあるので大変なのです

そもそも私が男性恐怖症であり、中也と独歩のような怒鳴る人が苦手なのだ...

一応注意したんだけどね...治お兄ちゃんがね...


「てか、安吾さぁ...ちゃんと睡眠取ってるの？」

「この状況を理解した上での発言ですか？」

「そうだよ(о＾∇＾о)私サボってるから分からないのだよWW」

「「「「「「(無理にでも仕事させたい...)」」」」」」


でも、こうやって皆が生活できるだけのお金があるのは皆のお陰なんだろうね

...それと...あと一つ不満がある


「皆はさ、独り暮らしとかしないの？」

「「「「「「絶対しない」」」」」」

「...何で？」

「いや、可愛い妹を危険な目に合わせたくないでしょ？」

「これだけ大人が居ればAが襲われずにすむからな...」

「僕は守りたい...」

「みんな...！






でもね？」

「「「「「「？」」」」」」


「年頃の妹の部屋を覗いたり、盗撮するのはどうかと思うよ！？」

「バレてた！？」


本当に最低！！！

過保護すぎるよ！！



でも...こんな日常が終わらなければ良いのになーって、思う自分も心の何処かにいるのです
ーーーーーーｷﾘﾄﾘーーーーーー
「小腹が空いた...カレーが食べたい」
「仕事納まってくれませんかねー...？」
「全部Aの為なのだよ！」
「なぁなぁ、独歩...俺って怒鳴り過ぎか...？」
「いや、お前より俺だろう...気を付けてなくては...」
「僕は大丈夫...だと思う...」

評価宜しくお願いします！

愛の贈り物　<太宰治>→←似てるようで似てない兄弟　<太宰治>

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