まふまふと思って隣のカラオケの部屋に突入したら全く知らない人がいたお話【歌い手】 (ページ37)

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その後、宣言通りセンラさんと2件目に行った。

そのお店でセンラさんの会社の先輩と会って「彼女か？」と聞かれた。

すぐ否定しようとしたけどセンラさんが酔ってて「そうですよ～。」って言い始めた。おいおい、まだそのネタ引っ張ってくるか。

まあなんとか誤解は説いてセンラさんを説教しようとしたがセンラさんがイケメン＆可愛すぎて怒る気にならなかったです、ハイ。

でも流石にお酒1杯奢らせた。

飲み終わった後はセンラさんをタクシーに乗せ、私もホテルに帰った。

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次の日

目覚めると珍しく二日酔いが残っていて頭痛が私を襲った。

『頭痛い･･･。』

重い頭をなんとか持ち上げ、時間を見る。

時間は8時過ぎ、チェックアウトは確か10時だったはずだ。

そのままだったメイクを落とし、お風呂にはいった。

お風呂から出るとセンラさんから電話がかかってきていた。

折り返しかけると2コールで出た。はや。

セン［もしもしふーちゃん！？昨日ごめんな！2件目行った時に変な事言ったみたいで！］

『昨日･･･、ああ、センラさんの先輩にあった時か。』

セン［そうそう、･･･ついいつものノリで･･･。］

聞くとあの先輩とは良くふざけ合ったり冗談を言う仲らしい。

なるほど、それなら納得だ。

『それなら別に気にしてないよ。･･･でも他の女の子だったら勘違いする人いるから気をつけてね。』

セン［反省してますぅ･･･。ほんまごめん･･･。］

携帯越しでも落ち込んでるのがわかる。

『･･･午後から仕事なんでしょ！ほらずっと落ち込んでないで元気だして！』

そう言ったら少し声色が明るくなった。よきよき。

『･･･じゃ、また今度。』

セン［おん、また今度なぁ。］

ピッ、っと電話を切る。

それとすれ違うように上司から電話がきた。

『もしもし、釜藤です。』

上司［･･･あ、よかった起きてたか。10時のチェックアウトを予定している、それまでに準備を整えてくれ。］

『わかりました。電話ありがとうございます。』

電話を切って支度をする。

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お昼。東京に戻り、その事もセンラさんに伝える。

すると可愛らしいスタンプを送ってきた、悶えた。

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