まふまふと思って隣のカラオケの部屋に突入したら全く知らない人がいたお話【歌い手】

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『センラさんってお酒強い？結構飲んでるよね。』


セン「そうやね、強い方やで。･･･でも流石に飲みすぎたかなぁ、酔ってきたわ。」




ほんのり赤い顔を手でパタパタと仰ぐ。




セン「･･･ふーちゃんお酒強いね、俺より飲んでるけど全然酔ってないね。」


『別に酔ってない訳では無いけどほとんどいつもと変わらないかな。』


セン「すごいなぁ、俺お酒好きやからもっと強くなりたかった。」


『えー、でも強かったらお酒代めっちゃかかるよ。

私からしたら弱い方が良かったなぁ、1度でいいからベロンベロンに酔ってみたい。』


セン「え、ふーちゃんがベロンベロンに酔うって･･･、想像つかないなぁ。」



クスクスと笑いながら返事をするセンラさん。


その姿も様になります。









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『ねね、うらたさんに今から電話しようよ。』





だいぶ飲んでお互いそれなりに酔ってたから気づいた時にはそう口走っていた。






セン「お、しよしよ！どっちからかける？」


『･･･んー、じゃあセンラさんからかけて、誰がいるでしょーか！みたいな感じで答えさせよ。』


セン「そうやね。うらたさんまーしぃって答えそうやなー。」


『確かに。』







センラさんは早速電話を手に取り、うらたさんにかける。









ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ







うら［もしもし。］


セン「あ、もしもしうらたさん？今大丈夫？」


うら［おー、どした？センラから電話って珍しいな。］


セン「そーやね、･･･今おれ飲んでるんやけど誰と飲んでると思う？」


うら［･･･お前酔ってる？］


セン「酔ってるで〜。･･･で、誰と飲んでると思うん？答えてぇや！」


うら［えー、まーしぃじゃないの？］


セン「ふふっ、ぶっぶー！正解はー！」


『みんなのふーちゃんだよー。』




いつもはこんなこと言わないけど今日は酒のせいだ。






うら［えっ、ふーちゃん！！！？？］




おお、驚いてる驚いてる。

うらたさん焦ってるなぁ、おもしろい。






坂田［ふーちゃんおんの！！？？］





え、なんでさかたんいるの。







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