【刀剣乱舞】【黒バス】何が正解なの？ ２【BROTHERS CONFLICT】

61話 ページ20

＿貴女side



＿＿体が重い…何かに圧迫されているような…っ！首が、首がしまってる＿！





「＿うう…く、るし…」






我慢ができなくなり目を開ける＿そこには








私の首に抱きつき泣いている清光の姿があった





「＿！主！よかった…心配したんだよ…」




…あ、あの後意識無くなったんだった






「ごめんね…清光。あとなんか、お腹に違和感が…」





起き上がりお腹を見ると





「…」




お腹に抱きつき無言で頭をグリグリと押し付けている安定がいた





「(なにこの可愛い生き物)」






そういえば、大倶利伽羅さんと燭台切さんどうなったんだろ





そう思い、二人に聞くと同時に




「＿主！」


「主様！」


「いわとおし！はやくしてください！」




＿スパンッ



三条派が障子を勢いよく開け入ってきた


「ああ、三日月！そんな走ったら転んでまた腰を痛めるよ…」


そして石切丸が遅れて来た


今剣が岩融の肩から降り、私に近づき


「なにむりしてんですか！しにたいんですか？ …しんぱいしたんですよ…」



泣きながら言ってきた



「ごめんね…いけるかなって…」



そう言うとお腹がギュッとしまった




「主まで…僕の前から居なくならないでよ」



清光が辛そうな顔で震えながら言った




「主にはもっと自分の命を大切にしてもらわないとな…こっちが困る」




三日月がそう言うと他の刀剣たちも首を縦に振る







…こんな私を心配してくれる人がこんなにいたんだ







「(これは死ぬわけにはいけないな…)」







私は久しぶりに想ってもらえた事が嬉しく、自然と頬が緩む





「みんなありがとう…これからはちゃんと自分の身も大切にするね」



「やくそくですよ！」



「でさ、燭台切さんと大倶利伽羅さんは大丈夫なの？」



ずっと気になっていたことを聞く




「ああ、そいつらなら…」





「俺が看病したからな。もう大丈夫だ。」



手ぬぐいをかぶり、雑巾をを手に持った薬研が障子に寄りかかって答えた





「よかった…ところで、その格好どうしたの？」




「ああ、今本丸を兄弟達と掃除してたんだ」





…そうじゃん！私掃除中だったんだ…



「ごめん！私何にもできなくて…今からでもやるよ！」



立ち上がろうとすると




「何言ってんだ大将、大倶利伽羅を直してくれたじゃないか。それだけで十分だぜ。だから休んでいてくれ」




「え、でも…そんな悪いし…」




「休んでいろ、な？」






「は、はい…(薬研、怖い…)」

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