【刀剣乱舞】【黒バス】何が正解なの？ ２【BROTHERS CONFLICT】

57話 ページ16

＿貴女side







念のためかなりの量の血を刀に垂らし、傷口はジャージに入っていた包帯でグルグル巻きにした









「本当にそれで＿君の血液で直せるの？…失敗はユルサナイヨ？」









光忠さんが光のない濁った目で私を睨む









「(もう、半分くらい堕ちてる…取り返しのつかない事なる前にやらなきゃ！)」







「鶴丸さん、燭台切さんの事堕ちて欲しくなかったら意識を乗っ取られないよう何とかしといて下さ






い」









「人間の言う通りにするのは嫌だが、光忠の為だ。俺がなんとかしよう…











だから頼む＿くり坊を＿大倶利伽羅を直してくれ！」






鶴丸さんが泣きそうな顔で頼む









「＿！はい…必ずこの命にかえても救います！」









＿神との約束は、破ることはできない＿









「＿成功しても失敗してもこれ、死にそうだな…」









再び大倶利伽羅さんの方を向く＿そして手をかざし、折れた部分が元に戻るイメージをしながら霊力









を込めた









「(＿っ！結構霊力使うな…ちょっとキツイかも…)」









しばらくすると、垂らした血が光り出しその光が折れた刀を包み込んだ＿









そのまま霊力を流し続けていると光がだんだん消えていき、中から一振りのどこも汚れていなく、欠







けてもいない刀が出てきた









「＿！やっ、た…」









安心から力が抜け体がグラッと前に倒れた





「(やば…力入らない…)」







そのまま床と激突することを覚悟したが







＿フワッ









誰かが私の体を受け止めた。









「だ…れ…？」









をのまま誰かの温もりを感じながら私は意識を手放した＿









「(無茶をするからだ…主…)」

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