蛇柱の継子はどうやら無口な様です。

弐拾参 ページ25

Aside


人を喰ってまで、強くなりたいなんて


そんなの私は許さない。


『…蛇の呼吸、任務ノ型、狭頭の毒牙！！』


妓｢いいなぁいいなぁ、お前は。


綺麗な顔立ちしてる。でも、残念だなぁ


お前はここで終わりだよ。血鬼術______｣


妓夫太郎の鎌が私に襲いかかる。


しまった！足を滑らせてしまった。


受け身をとることが出来ずに


左肩に鎌を思い切り受けてしまった。


『…ｯ、』


宇｢A！！｣


宇髄さんの声でなんと意識を保てている。


物凄く身体中が痺れる。


きっと血鬼術の鎌のせいだ。


妓｢残念だなぁ、そいつはもう時期死ぬ。


俺の鎌は毒が仕込まれてるからなぁ。｣


『はぁ...はぁ...う、ずい、さ、、ん...』


宇｢毒と巡りを止めろ！そして喋るな！！


お前は、まだ死んじゃ行けねえんだよ！！


伊黒が待ってんだろ！！なあ！！｣


『...し、はんっ...』


そうだ、私には師範が待っている...


でも、もう無理...傷口からも血が沢山...


私は稀血だから鬼に喰われても仕方がない...


だめだ、意識が朦朧としてしまう...


宇髄さん、ごめんなさい、、、


頸斬れないままこうなってしまった...


宇｢くっそ...どうすれば...｣


そこで、私の意識が途切れた＿＿＿＿＿＿＿

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