蛇柱の継子はどうやら無口な様です。

弐拾壱 ページ23

宇｢お前、上弦の鬼じゃねえだろ。


弱すぎんだよ。俺が探ってるのはお前じゃない。｣


堕｢え？｣


斬った...宇髄さんが斬ったの？すごい、、


宇｢A、立てるか？｣


『はい、まだ...大丈夫です...ｯ』


宇｢それでこそ、伊黒の継子だ。

おい、竈門炭治郎。戦いはまだ終わってねぇぞ。


妹をどうにかしろ。｣


禰｢グアアア！！グアアア！！｣


炭｢禰豆子！！｣


宇｢ぐずり出すような馬鹿ガキは戦いの場に


いらねぇ。地味に子守唄でも歌ってやれや。｣


禰｢グアッ！！｣


ﾄﾞﾝｯ


『た、炭治郎君ッ！』


宇｢A。こっちに集中しろ。


あいつの事は忘れろ。行くぞ。｣


『…ｯ、はい...』


堕｢ちょっと待ちなさいよ！どこ行くのよ！


良くも私の頸を斬ったわね！


ただじゃおかないんだから！｣


宇｢まぁだ、ギャアギャア言ってんのか。


もうお前に用はねぇよ。地味に死にな。｣


堕｢ふざけんじゃないよ！


だいたいアンタさっきアタシが


上弦じゃないとか言ったわね！｣


宇｢だってお前上弦じゃねえじゃん。｣


『う、宇髄さん...』


堕｢アタシは、上弦の陸よ！｣


宇｢だったらなんで頸斬られてんだよ。


弱すぎだろ。脳味噌爆発してんのか。｣


堕｢アタシ本当に強いのよ！


今はまだ陸だけどこれから


もっと強くなって…っ！｣


宇｢説得力ねえー。｣


『た、確かに...』

堕｢わーーーん！！！｣


『…えっ、』


堕｢ほんとにアタシ上弦の陸だもん！


本当だもん！数字だって貰ったんだから！


アタシ、凄いんだからああ！！｣

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