2人に助けられ��(きょもほくさんリク) ページ11
父side
昼食を終えて翔太を連れて子ども部屋に戻る。
お腹いっぱいになったからか、翔太はすぐ眠っちゃった。
それにしてもさっきは亮平に助けられた…やっぱしっかりしてるな、なんて思ってたらドアがゆっくりと開いて亮平が現れた。
どうしたの、と声をかける前に俺の隣にストンと座る。
と思ったら、急に、でも静かに俺にひっついて腕にまとわりついてきた。
亮平がこうやって甘えてくることってあんまりないから、ちょっとびっくり。
ただそれと同時に気になる点が1つ…亮平の体が妙にあったかい。
…亮平、熱あるよね？
ちょっとごめんね、とおでこに手を当てると案の定熱い…下手したら翔太より熱高いかも。
しんどい？と聞くと、亮平の体に力が入って、唇を噛み締めながら頷いた。
さっき眠そうにしてたり寝てたのも、しんどかったからかもしれない。
もしかして朝から具合悪かったのかな…なんで言わなかったの、と聞こうとして、その聞き方も違うなと思い直す。
父「亮平、いつからしんどかった？」
亮平「…朝、起きた時から。」
父「翔太も具合悪かったから言えなかった？」
亮平「ん…ごめん、なさいっ…」
目に涙を溜めて俯く亮平…全然謝らなくていいのに。
きっと翔太と俺に気を使って言えなかったんだろうな…
父「なんで謝るの笑 我慢してたんでしょ、しんどかったら言っていいんだよ？」
亮平「でも翔太もっ…」
父「翔太が具合悪くても甘えん坊になってても言っていいから。黙ってて悪化しちゃう方がしんどいでしょ？」
亮平「うんっ…」
父「でも今日は頑張ったね。お父さん助かったよ、ありがとう。だけどもう大丈夫だよ、お兄ちゃんだからって我慢しなくていいから。」
そう言ってそっとこっちを向かせて頭を撫でると、安心したのか亮平の目から涙がこぼれ落ちた。
もう、泣かなくていいのに笑
でも気張ってたのかな…俺も亮平に頼りすぎてたし。
亮平が落ち着くまで背中をさする。
少しすると泣き止んだけど、今度は俺の方に顔をうずめてくる。
…亮平も甘えたくなっちゃったかな？笑
でもとりあえず着替えさせて寝かせないと。
パジャマを着せて寝かせると、亮平は遠慮がちに俺の腕を引っ張ってきた。
父「ん、どうした？」
亮平「お父さんここいて…？翔太が起きるまででいいからっ…」
父「大丈夫、ちゃんといるからね。」
やっぱり甘えたいみたい。
背中をトントンしているうちに寝ちゃった亮平。
今日は甘えさせてあげないとね！
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ピッザッ(( - 更新しないのですか？ (2020年5月19日 13時) (
レス) id: f54c6b4095 (このIDを非表示/違反報告)
恵比寿 - もう更新はされないのですか？いつも楽しく読ませて頂いておりました。 (2019年11月4日 7時) (レス) id: cdc41d91a6 (このIDを非表示/違反報告)
とらの子すたー☆(プロフ) - エミーさん» いえいえ、執筆が遅くなってしまい申し訳無いです… そうなんですね！私はとっつー推しです^_^ (2019年9月25日 7時) (レス) id: 226f96516a (このIDを非表示/違反報告)
エミー - リクエストありがとうございました。私もA.B.CｰZ好きなんです。五関君推しです。作者さんは誰推しですか？ (2019年9月24日 19時) (レス) id: c7fca55ad8 (このIDを非表示/違反報告)
とらの子すたー☆(プロフ) - きょもほくさん» 喜んでいただけて良かったです！もちろんです、その時にはまたリクエストしてくださいね♪ (2019年8月26日 8時) (レス) id: 972b173d36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とらの子すたー☆ | 作成日時：2019年8月21日 9時
