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「はぁ…」
UN「朝からため息とか勘弁してほしいけど一応聞くよ。どうしたの?」
幼馴染のウナとジミンと
いつものように学校に向かう私。
そりゃあため息だってつきたくなる。
だって…。
「どうして私には」
JM「うん。」
「ベランダ越しに」
UN「うん。」
「家を行き来できるイケメン幼馴染が」
JM「…うん?」
「いないんだr…」
UN「ジミン、聞くだけ無駄だったやつだよこれ」
JM「またあれか、いつもの少女漫画ボケか」
ひどい。
ばかにしないでよ。
私の真剣な悩み。
「少女漫画ボケなんかじゃないもん!」
必死に声を張り上げる。
ふん、べつにいいよーだ。
きっと
私が遅刻しそうになってパン咥えて走ってたら
曲がり角ですごいイケメンとぶつかって、
登校したらそのイケメンが転校してきて、
空いてる私の隣の席に座ることになって、
教科書ないからって机をくっつけて…。
あっという間に恋人同士になっちゃうんだから。
イケメン幼馴染がいなくたって上等。
これが私の完璧な恋のシナリオ!
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作者名:甘栗むいちゃいました | 作成日時:2022年1月13日 22時