magic story ７ ページ9
音のない広場で俺とあいつは向かいあい、互いに杖を構えた。
??「其方からどうぞ？」
ｱｰｻｰ「っ!?…嘗めやがって!!さっきは少し弱くしたが、今度は手加減しねぇぞ!!」
ｱｰｻｰ「Come forth arrows of ice!!(出でよ、氷の矢!!)」
俺の杖の先から出た鋭く尖った氷の矢が、一斉にあいつの方へ飛んでいく。
･
この矢は、ただの『guard(防御魔法)』じゃ通用しねぇ。
その壁も壊す程の強さがあるからな。
･
この時、俺は勝利を確信していた。
…もう、あいつも最期だと。
･
･
･
･
―――だが、それはただの"確信"に過ぎなかったんだ。
･
ｶﾞｷﾝｯ
･
鋭い音と共に、俺の矢は跳ね返った。
ｱ-ｻ-「ッ⁉」
･
あいつは、普通の『guard』を使っていた。
…だが、見るとそのドーム型の壁には傷１つなかった。
ｱｰｻｰ「…嘘、だろ？」
･
あいつは、圧倒的に―――――俺より強かった。
･
･
??「―――よそ見してていいの？フフッ♪」
ｱｰｻｰ「…何、だとッ!?」
??「Tie with a chain of wind.(風の鎖)」
あいつがそう唱えると、ビューッと音を立てながら風の鎖は俺に巻きついてきた。
ｱｰｻｰ「ッ!?動けねぇっ!!」
体を動かそうとしても、うんともすんともしなかった。
その間にも…あいつは俺に近づいてきていて。
･
??「あら、君あんなに強気だったのに大したことないね。」
ｱｰｻｰ「…なん、だと…？」
??「もうすぐ終わるから。」
そう言うと、あいつは動けない俺に１つ雷を落とした。
ｱｰｻｰ「うわぁぁぁぁぁああああああああッ!!」
俺の叫び声が、静かな広場に響いた。
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光希(プロフ) - とても面白かったです！続きが公開されること楽しみにしています！ (2018年10月3日 6時) (
レス) id: cfe2cc8d41 (このIDを非表示/違反報告)
とまてぃーて(プロフ) - 【Thank you very much!!】ついに1000Hit到達!!皆様、本当にありがとうございますっ(≧∇≦)これからも、この小説をよろしくお願いしますm(__)m (2014年8月3日 8時) (携帯から) (レス) id: 9944761af5 (このIDを非表示/違反報告)
とまてぃーて(プロフ) - イギペインさん» 楽しんでいただけて、良かったです(*^^*)
私も、毎回楽しく書かせてもらっています(*∂ω∂*) (2013年10月30日 7時) (携帯から) (レス) id: 9944761af5 (このIDを非表示/違反報告)
イギペイン - それはそれは色々なコトが楽しみ過ぎてワクワクドキドキですねっ (2013年10月30日 0時) (レス) id: 5e42b7adf9 (このIDを非表示/違反報告)
とまてぃーて(プロフ) - イギペインさん» すみません。回数は、間違いではありませんね← 度々すみません(w_-;) 回数にも少ぉ――――し意味がありますので、お楽しみに(*^^*) (2013年10月28日 23時) (携帯から) (レス) id: 9944761af5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とまてぃーて | 作成日時：2013年10月19日 15時
