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安心と独占と ページ27

※時間軸急加速



再発報告から1ヶ月。毎日話をして少しづつ距離をつめて、ある程度いつもの距離になって、ミィーアともまともに会話できるようになった時。安心と、たった少しの欲望が生まれた。



俺だけ関われるままだったらいいななんて




たった少し、そんな独占欲が脳を過ぎった。
彼女も他のライバーも、リスナーも、会社だって望まないそんな非道なことを思ってしまう時が来るだなんて。



『…ひむ?』

「なに〜?」

『寂しそうな顔してる』



その言葉を聞いた時、自分がどれだけ彼女に入り浸っていたか悟った。そして、思わず笑ってしまった。

彼女は全て、見抜いている。


「ずりぃ、」

『気付いた?』

「気付いた。」


ふわりと開く黒く染った翼に、割れ、濁った光輪

とんでもない魔“性”の女に俺は好かれてしまった
そしてその女を好きな俺もまた。


数多くの者を虜にし、その愛しさ故に欲をくすぐられる
そしてそれが性というように彼女を縛り付ける

次に悲しそうに微笑んだのはミィーアだった


『…ヒムも、私のこと嫌いになる…?』

「ならないけど」




『…ぇ、』

「俺が会う前のミィーアなんて、知らねぇし関係ねぇけど。」

『でも、』

「ミィーアの予約は俺がもらってるけど?」





目線が泳ぎ、おどおどと慌て始める。
あー、とかうーしか喋れないその小さな体をぎゅう、と抱きすくめて



「…ミィーア、俺と結婚して」

『……ひむのくせに…かっこつけてんの』

「好きな女の前でくらい格好付けさせろよ馬鹿」

『あー!!今の悪口で台無し!!』

「いやうるさっ耳元なんだよね」



そこからいつも通りになったのがどことなくおもろくて

同時に悪巧みをしてる時みたいにくすくす笑った。

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作品ジャンル:恋愛
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( 'ω' )ヘケェ - コメント後に更新されドキドキしながら読ませて頂きました!リクエストなのですが、メイフ王にミィーアちゃんも出て答える話が読みたいです昴流さんが書くミィーア×ibとのイチャイチャ会話は何回も読み直して尊い!!!って心の中で叫びながら1から見返してしまいます笑 (2月4日 8時) (レス) id: a578e2b201 (このIDを非表示/違反報告)
昴流(プロフ) - ( 'ω' )ヘケェさん» コメントありがとうございます!!頑張って更新していきますので是非応援お願いします🙇‍♀️ (11月2日 15時) (レス) id: c998eb6ed3 (このIDを非表示/違反報告)
( 'ω' )ヘケェ - 更新待ってます!!!!とても続きが楽しみです✨ (11月2日 9時) (レス) id: d1245ffa06 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すばる | 作成日時:2023年4月5日 20時

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