ににの彼女はテミナペン-7- (ページ9)

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297 王子様のお迎えページ9

こうして無事に終わったイベント

ホームルームで教室に行くと、みんなが拍手で迎えてくれた

「Aちゃんとジョンイン君の愛の告白っ素敵だったよ!!」ってみんなが祝福してくれて

ほんとに、ににと付き合って、

素直になれて、よかったなぁ...

JI「A、帰ろ」

『ににっ?! 来てくれたのっ』

ホームルームが終わって、いつも通りににの教室まで行こうと思ってたのに

なんとににがこっちに来てくれたの!!

「ひゅーーーっ」ってクラスみんながにやにやにこにこ

『みんな、また明日っ!』

ににの手をぎゅっと握って歩き出す

わたしたち、身分とか、世間の目とか、

そんなの超越しちゃうくらい、お互いが大好きで

みんなに祝福してもらえるくらい、愛し合ってる

だから、

『にに、もう不安にならないでね?』

JI「ん、Aもな?」

『うーん... 頑張る
だってにに、世界で1番かっこいいんだもん...』

JI「ふっ、やっと俺の気持ち分かった?」

『え? どういう意味っ?』

分かんないけど、ににが幸せそうだからいいや

わたしの王子様はキラキラしてて、いつもわたしを見つめてくれる

白馬になんて乗ってないけど、誰よりもカッコよくて、

誰よりもわたしを大事にしてくれる、世界一の王子様

ちゅっ

JI「あっ!」

不意打ちにほっぺにキス

『きゃっ!!』

急にににが抱っこしてきて、目の前に世界一かっこいい王子様

ちゅっ、ちゅうっ...

分厚くて、あったかくて、

甘くて、幸せなキス

JI「『愛してる』」

『ふふっ、揃った』

JI「よし、早く帰ろう!!」

ギョンスさんのお迎えの車に乗り込んで、思いっきりににに抱きつく

『世界で一番幸せな自信ある...』

JI「俺も...」

『あっ!!』