ににの彼女はテミナペン-7- (ページ7)

今日:3 hit、昨日:2 hit、合計:51,482 hit

295 クライマックスページ7

『最後の発表者だね...』

TM「感慨深くなってきちゃったよ」

最後になるなんて、思ってなかったでしょ

『にに、お願いします』

緊張してるのかな? 硬い表情の愛おしい人

今朝まで一緒にいたのに、久しぶりに触れ合える距離にいる気分

JI「じゃあ、」

ステージから、会場じゃなくて、わたしの方を向くにに

『会場の方に向かわないと!』

マイクを外してににに言ったのに、

JI「いーの」

って、まだこっちを向いてる

会場は、わたしたちがカップルだからかな? しーんと見守ってくれて、

動画を回してる人がちらほら...

あとでににのかっこいい叫びの動画、探しちゃおう

JI「パクAっ!!!
俺は、Aが!!! 大好きだっ!!!
だからっ、今日!!
30人!! Aに告白してたけど!!
Aは俺の彼女だっ!!!!!
ずっとっ!! 愛してる!!」

『......っ』

JI「誰よりもっ!! 俺のこと好きで、いてほしい!!!!」

なんでっ、もうすでに、ずっとずっと、ににしか見えてないよっ...

『ににーっ!!!
わたしっ!! ずっとずっとっ!! ににしか見えてないよっ...!!
大好きなオッパよりもっ!! 大ファンのテミン君よりもっ...!
キムジョンインが好きっ!!!』

恥ずかしさなんてこんなに簡単に捨てられたんだね

ににがテミン君に敵意を抱いてるのはずっと分かってたし、

ににが1番って言ってほしいんだって気付いてたけど、

ずっと恥ずかしくて言えなかった...

でも、

『にに、愛してる...』

目の前で、全力でわたしを愛してくれる大好きな人

抱きしめずにはいられないよ...

だって、わたしだって同じくらいに愛してるんだもん...

ちゅっ...

大好きな分厚い唇が触れて、

おでことおでこをくっつけて笑いあえる

幸せ...

JI「やっと、イテミンに勝った」

『ふふっ
ずっとににが1番だったよ?』

素直になれなくて、"テミン君に似てるから"なんて言ったせいで

たくさん不安にさせちゃったよね?

JI「知ってるけど、」

けど、やっと伝えられてよかった

愛してるよ、ににだけ