ににの彼女はテミナペン-7- (ページ43)

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イブ1 ページ43

JI「ヒョン、おはようございます」

CY「おー、ジョンイナおはよう! ってもう11時だけどな!」

最近、婚約を世間に発表したチャニョルヒョンとベルヌナ

俺は、そんなヒョンの妹 Aの彼氏だ

CY「あ、メリークリスマス!!」

一緒に乗り込んだタクシー

隣の席の大きな手から渡されたのは、美味しそうなチョコ

JI「あ、ありがとうございます」

“メリークリスマス”も、プレゼントも、男からだと複雑な気持ち

CY「それにしても、我がフィアンセと妹ながら何考えてんのか分かんないよな」

JI「どこに向かってるんですかね」

そう、事の発端は昨日の夜

JI「明日どこ行きたいか決まった?」

『うんっ!』

“イブはAの行きたいところ、行ってもいい?”って言うから、

てっきり決まってるのかと思ったら“じゃあ、考えとくー”って気まぐれなお姫様

やっと決まったらしいんだけど

『11時にね、ににのお家の前にタクシーが来るから、それに従って動いてね』

“あ、オッパも一緒だからね”って

とりあえず、言われた時間に家の前で待っていると、

同じようになにも知らされずに乗ってきたヒョンがいて...今に至る

「こちらのお店です」

CY「あ、どうも」

ドライバーに降ろされた場所は、高級なブランド街にあるなんかの店

CY「入ってみるか」

JI「ですね」

俺は入ったこともない店

ヒョンはスタスタと入っていく

「お待ちしておりました、パク様とキム様ですね」

CY「はい」

「こちらへ... お着替えになってお待ちください」

とりあえず言われた部屋に入ると、用意されてる変な服

着替えて待ってると、白い服のお姉さんたちがきた

いや、俺イブに知らない女に囲まれるとか、なんだよA

「ここに寝てください
リラックスしてくださいね 30分ほどで終わります」

どうやらここはエステサロン

お姉さんたちにクリームやらなにやら塗られて、ダンスで痛めてる腰を中心に施術してもらうと

リラックスして眠ってしまった

「キム様、終わりましたよ」

優しい声に起こされると、ずっと重かった腰が軽くなってる

JI「うわ、超楽になった
ありがとうございます」

「こちらこそ、ありがとうございました」

JI「あの、お支払いは...」

こんなとこ来たことないけど、いくらするんだろ

「パク様から頂いてますよ」

JI「ヒョン?!」

いや、なんで

「パク A様です常連様なんです」

JI「A...」

CY「俺もベルが払ってた」

どうこう言っても仕方ない

タクシーが店の前で待ってるから、また乗ることに