ににの彼女はテミナペン-7- (ページ40)

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ハロウィン1 ページ40

『trick or treat!』

CY「はいっ、どうぞ～」

『わ～い!!』

お久しぶりです、Aのオッパです

今俺たちはニューヨークの別荘にいます

事の発端は 1週間前...

『オッパ! ハロウィンこれ着たい!』

久しぶりに愛おしい妹とのデートをしていたその日

普段はベルと買い物に行く事が多いA

あと1ヶ月ちょっとに迫ったベルと俺の誕生日
※ベルと俺は同じ誕生日です(「チャニョルのものはEXOのもの!」ご参照ください)

ベルへの誕生日プレゼントを一緒に選びに来てもらってます

その日はいいものが見つからず、また次の週末に別のお店を見に行くことになったんだけど、

CY「あ、ハロウィンか、来週」

『そうなの! victoriaとSHINeeでハロウィンパーティするの!』

あれ、にに君とじゃないんだ、なんて

なんでもすぐ顔に出る俺を察して「学園のハロウィンの飾りつけのPR撮影ね」って付け足した

学園のパンフモデルを務める妹は、行事があると撮影に駆り出されるのだ(実は俺も在校中経験済みです)

可愛いネコの衣装を体に当ててみせる妹

CY「ぜったいかわいい!! 天使! いや、ネコ?! ネコ天使?!」

可愛い衣装×可愛い妹＝可愛い
という方程式が一瞬にして浮かんだ俺は、即決! お買い上げです!

そんなこんなで家に帰った俺たち

「チャニョラ、A、おかえり」

『パパ!!!』

はい、アボジを見た瞬間離れた小さな手

寂しいです...

仕事の忙しいアボジは、週末でも家にいるのは珍しい

『見て! 見て! ネコちゃん買ってもらった!!』

「わ! 可愛いなぁ! A絶対似合うよ! 天使だな!」

さすがアボジ、よく分かってるな

「よし、決めた
アボジはハロウィンに休みを取る!! 家族みんなでニューヨークハロウィンしよう!!!」

昨今、韓国ではハロウィンブームが来ているとは言え、本場ほどの盛り上がりはない

なんでも本物にこだわるアボジの急な提案で決まった家族旅行

もう家族旅行なんて何年も行ってないから嬉しいし

あわよくばベルへのプレゼントに出会えたらな、なんて考えの俺

可愛いネコを着たAにお菓子をあげて、近所も回るんだけど

CY「どした?」

『ううん、なんでもないよ』

浮かない顔の妹

こりゃにに君関連だな

CY「もしかして、今日ほんとはデートだった、とか?」

『えっ?!』

なんでも顔に出る妹図星かな?