ににの彼女はテミナペン-7- (ページ4)

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293 寝不足の原因ページ4

TM「うわっ、ヒョン最高!」

JD「だろ～! これ美味しいぞ! あとこれとこれもおすすめだからな!」

2部まで終わってお昼休み

控え室、もとい生徒会室に行くと、

ジョンデヒョンからの差し入れのお弁当たち

1人３つは食べれるよ、この量!

TM「Aちゃんはどれにするの?」

『うーんと、オッパがおすすめしてたこれにしようかなっ』

なんだ、チキンじゃなくてポークなんだ

クルーズの時もそうだったけど、Aちゃんがいつも食べてるものって、別に好物じゃないのかな

JD「さすがAちゃん! いい趣味してるなぁ～」

『へへっ、それを言うならオッパでしょ?
いただきますっ♪』

あ、ヒョン
また頭ぽんぽんしてる

にこにこしてるAちゃん、かわいいなぁ

運営してる人たちみんなでお昼を食べて、ちょっと休憩

『テミン君、眠たそう
起こしてあげるから、少し休憩する?』

TM「え、あ、じゃあお願いしようかな
15分だけ寝る」

『うん、おやすみなさい』

全く、誰のせいで寝不足だと思ってんの

昨日の夜、やっぱり最後に確認したいことがあって朝車の中で話そうって、電話をした

"あっ...だっ、め....っ"ってちょっと様子のおかしいAちゃんの声の後に、小さく聞こえた

"ん、かわいい...ちゅっ"って男の声

僕がAちゃんを好きって知ってるくせに、

最中の音聞かせるなんて、全く趣味の悪いカップルめ

おおかたキムジョンインの差し金だろうけど...

ってこうやってAちゃんを悪者にしきれない自分にも問題あり、だ

その後、どうしようもなくムラムラした気分になって、

最悪なことに、気付けば前に何回かお世話になった大学生のヌナに電話してた

「んっ、テミナ、かわいいっ...」

あいつと同じこと言ってんじゃねーよって、

ヌナが壊れちゃうくらいに抱いて、眠りについたのはたぶん明け方

申し分ないくらいナイスバディなヌナなのに、

きっと僕は、もっと華奢で胸もぺったんこなこの子じゃないとダメなんだ...

ちらっと目を開けると、ヒョンとお喋りしてるAちゃん

あれ、思ったより胸おっきい

昨日のムラムラを引きずってる僕は勝手に服の中を想像して、手に入らない辛さを噛みしめる

くそっ

『テミン君っ、そろそろだよ?』

せっかく寝ようと思ったのと眠れなかったじゃん...