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お姫様のセンイルパーティ4 ページ15
Aはきっと、自分の誕生日は俺も予定を空けてるって思ってるんだろう
当日パーティーに来られるか、聞かれたことはない
「行けない」って言ったらどんな顔するかな...
サプライズで行ったら、ほんとに喜んでもらえるのかな...
ちよっと不安に思いながら、出来上がったダンスの練習に力が入る
それと、ケーキも描かなきゃな
いつもの昼休みを思い浮かべて
スケッチブックの真ん中に、膝枕してるAくまとににくまを書く
その周りにはたくさんの色とりどりの花
くまは砂糖で作ってもらおうかな
それと、"Happy 16th Birthday A"のチョコプレートも要るな
ケーキがいいけど、Aの好きなティラミスも入れたいなぁ
イチゴもいいけど、メロンが好きだからそっちにしようか
生クリームよりチョコクリームの方が好きかな
ずっと一緒にいるけど、知らないこともまだまだある、ってがっかりしたり、
でもまだいろいろ知れるんだってポジティブに考えてみたり
女子みたいだな…
「ににたん、もうご飯よー」
えっもうこんな時間?!
「あっ、なにそれー! 可愛い」
ご飯に呼びにきたヌナにケーキ見られた
JI「Aのバースデーパーティのケーキ
デザインしてるの」
「ふ〜ん、大好きだねぇ、愛だねぇ」
相変わらずニヤニヤのヌナ
Aのこととなるといつもニヤニヤすんだから
JI「ヌナは見なくていーの!」
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作者名：なな | 作成日時：2017年5月12日 2時
