ににの彼女はテミナペン-5- (ページ48)

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245 仲直りページ48

教室に着くと、こっちを見てるテミン君と目があった

『おはよう、テミン君』

TM「おはよ、Aちゃん
今日はぎりぎり滑り込みだね～」

あれ、いつものテミン君だ

『そうなの! なんだか久しぶりに走った!』

TM「前髪、割れちゃってる」

ふふって綺麗な弧を描く厚めの唇に見とれてると

ふわっと撫でるように前髪をすいてくれた

ダメダメっ、またテミペンの心が騒ぐっ

『あっ、テミン君... ありがと///』

TM「今日から一緒に練習がんばろうね」

『うんっありがとう!』

仲直りしてくれるってことだよね? 嬉しい

『あ、今日の放課後には衣装が出来上がるみたいだよ!』

TM「えっ! ほんとに?!
じゃあお姫様と王子様の衣装だ! パンフの写真も合わせて撮るのかな?」

『まだ何も聞いてないけど...
テミン君の王子様すっごく似合いそう!』

TM「へへっ、そうかな!」

うわぁ、嬉しそう... 久しぶりにテミン君充

忘れていた、テミン君を追いかけていた半年前を思い出すね

『あっ、せんせがこっち見てる!』

「パクA、イテミン?
ぜっったいクラス賞取れよ?」

にっこり笑う先生

『はぃっ...』
TM「もちろん」

こうしてわたしたちは仲直りをして、今日から本番までみっちりの練習期間が始まる

ところでテミン君、結局なにに怒ってたのかな

☆作者から

なぜか話数がずれていたのをわざわざご指摘いただいたので直しました
不快な思いされた方すみません