ににの彼女はテミナペン-5- (ページ39)

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『じゃあみんな、気をつけて帰るんだよー』

ちびっ子達のお母様方が教室まで迎えに来て、ちょっぴりお喋りをしてみんなを見送った

JI「あ、こんにちは」

「ジョンイン君、今日もありがとうね?
ほら、先生に挨拶しなさい?」

「先生さようならー!!」

JI「また水曜日な」

「うん、ヌナもまた来てねー」

『ふふっ、ばいばい』

やっと2人っきり

シャワーを浴びたてのにには髪が濡れて色っぽい

『にに、髪、乾かしてあげるよ』

更衣室からドライヤーを持ってきたににの後ろから

柔らかい髪をふわふわとすいていく

『おわった』

短い髪はあっという間に乾いて、

眠たそうなににに後ろからきゅっと抱きつく

『おつかれさま、にに』

JI「ん、ありがとう」

『にに、ジュンミョンさんに会ったよ』

そう言うと、ばっと後ろを振り返ったにに

ふふっ、さっきまで眠たそうだったのに目がおっきく開いてる

JI「またお見合い...?」

『ふふっ、それがね、ジュンミョンさん、もうすでに家族だったの』

????

まさか、知らない間に入籍させられてた、とか?

いやいやいや、そんなわけない

Aもキムジュンミョンも、俺も、まだ15歳だし

あ、そういえばもうすぐAの誕生日だ

ってそうじゃなくって、

JI「どういう意味、かな...?」

恐る恐る、聞いてみる