ににの彼女はテミナペン-5- (ページ21)

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219 幸せでいること！ページ21

BL「それで? そのテミン君って子、ずっとAのこと避けてるの?」

『うん、だけど原因はわたしだよね...』

テミン君と仲直りできないまま迎えた休日

ににとの仲直りを報告しようと思って会う約束をしてたベルちゃん

だけど、もっぱら会話はテミン君に嫌われてしまったお話

BL「けどA? あんまりその、テミン君のことばっかり悩んでたらにに君が嫉妬するよ?」

「男なんてみんな独占欲と嫉妬だらけのオオカミなんだから!」って言うベルちゃん

オオカミ...

オオカミって言葉で思い出した!

『わたしベルちゃんとの約束、ひとつ破っちゃったの...』

ベルちゃんが良いよって言うまで、ににとの2回目は我慢する約束

BL「あぁ、それね
それで? 今度はちゃんと使ってくれた?」

『?』

BL「だから、アレよ! えっちする時に、ちゃんと、小さい袋の、」

もしかして、アレ?!

『うん、見たよ! 使ってた!』

BL「それならいいのよ
あたしはAが心配で、最初は使ってなかったって言ってたから...
これからはにに君に何度だって愛してもらっていいんだよ」

かぁっと一気にほっぺが熱くなるのを感じる

『ににね、あかちゃんで...あっ、』

BL「ふふっ、可愛いんだ?」

『ふふっ、そうなの!』

お揃いのルームウェアに袖を通して撮ったたくさんの写真を自慢して、

最近のチャニオッパの話もして、もちろんベルちゃんの仕事とか、オッパとのデートの話も

最後に恒例のお買い物試着大会をした

BL「A?
テミン君、Aのこと大好きで、手に入らないのに
にに君とAが急に別れたなんて話を聞いたから怒ってるんだと思うよ?」

『...?』

BL「にに君と別れたなんて、絶好のチャンスのはずなのに
Aは幸せじゃなさそうだし、奪うにも奪えないし」

『わたし、どうしたらいいのかな...?』

BL「Aは今まで通りにに君と幸せになればいいのよ!」

いつの間にか家に着いた車のドアが開いて、

待ち構えてたチャニオッパを見つけてふにゃりと幸せそうな笑顔になるベルちゃん

いいなぁ、

JI「A、おかえり」

『?!?! ににっ! なんでいるの?』

嬉しいっ

ぎゅっと飛びついたらぎゅぅっと抱きしめてくれる

この温もりを大切にして、ちょっとずつ毎日がんばればいっか