貴族の奥様は紅一点。 4 (ページ37)

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163・何て都合のいい記憶力ページ37

阿部side

阿部「こんな簡単なモノも知らないの！？」

『知らないよぉ！わかるわけないじゃん！！』

阿部「織田信長の画像を見て「ジャニー喜多川」はふざけ過ぎだから！！」

『ふざけてないもん！真剣だもん！！』

渡辺「ふはははははっ！！」

ラウ「なにあれ～」

目黒「Aちゃん、勉強してるの？」

阿部「うん……今度「ミラクル9」に出る事になったから勉強教えてるんだけど……こんなに出来ないとは思わなかったよ；」

『しょうがないじゃん、シャーペンすら握るの久しぶりなんだから←』

阿部「開き直らないでよ……はぁ；」

久しぶりにAに勉強教えてるけど

まさかこんなに出来ないなんて……；

勉強教えるの何年ぶりだろ、高校生の時もこうやって勉強教えてたなぁ～(笑)

阿部「……じゃあ、次は歴史の勉強しよう」

『んえー、歴史苦手←』

渡辺「お前は全教科苦手じゃん(笑)」

『黙れ(笑)』

阿部「はいはい、喧嘩しないで。問題出すよ？

えっと……「幕末の京都で治安維持活動をしていた浪士隊の名前は？」」

『……あ！これってあれじゃない？新選組！』

阿部「えっ……正解←」

『やったー♪』

渡辺「へぇー、凄いじゃん」

ラウ「新選組ぐらい僕もわかるよぉ、お姉ちゃんの正解はまぐれまぐれ(笑)」

『うるさいなぁ、うきなすより可愛くない癖に←』

ラウ「ひどーーいっ！！」
(雪城「ラウちゃんは可愛いよ(笑)」)

阿部「じゃあ次の問題「鬼の副長と呼ばれた人物は誰？」」

『土方歳三！(ﾄﾞﾔｧ)』

阿部「正解……まぁ、これはわかるか

それじゃこれは難しいかも……「十番対組長・原田左之助の武器は何だ？」」

『わかるに決まってるじゃん！！槍でしょ？』

阿部「…………正解」

渡辺「嘘ぉ！？」

ラウ「また正解したぁ！！」

目黒「Aちゃん、覚醒した？」

『新選組の問題は簡単だよぉ！だって私は京都で新選組ゆかりの地巡りした事あるし

なにより「薄桜鬼」が大好きだからねっ♡

ちなみに「薄桜鬼」の推しも原田左之助だからっ！！』

阿部・渡辺・ラウ・目黒「………………；」

あー、そうだった

Aは「薄桜鬼」が大好きなのすっかり忘れてた←

そりゃ新選組に関する問題はほぼわかるよ……

渡辺「織田信長はわかんなかったのに新選組はわかるって……；」

ラウ「都合のいい記憶力してるね(笑)」

『なんだとコノヤロウ←』

つづく