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362・まゆ毛事件 ページ39

No.side




照「ちょっとでも放置すると伸びちゃうんだよなぁ……;」

蓮「………………。
(パパがシェーバーで髭を剃ってるのをじっと見つめる)」

『ひーくん!ちょっと手伝ってー!!』

照「はいはーい!
(シェーバーをリビングのサイドボードの上に置いて、Aがいるキッチンへ向かう)」

蓮「………たっ!
(ヨチヨチ歩きでサイドボードの所へ行く)」




ドンッ!!
(サイドボードを叩く)



トンッ
(シェーバーがサイドボードから落ちる)




蓮「にひっ♪
(シェーバーを手に取り、スイッチをつける)」




ブーーーーンッ(シェーバーの音)




蓮「おぉぉぉ〜………!!」




ジョリッ
(自分のまゆ毛にシェーバーを宛てがう)




蓮「ん〜……(ウットリ)」

翔太「れん〜、あそぼ………えっ←」





翔太side




翔太「えっ←」



リビングに入ると、蓮のまゆ毛が半分無くなっていた(ドーン)




翔太「えっ!なんで!?まゆ毛ないのッ!?」

蓮「んー?」

翔太「あっ……;」




蓮の手にはパパのシェーバー……;




翔太「自分でやっちゃったのぉ?あー……こんなまゆ毛じゃママに怒られるよ……どうしよ〜……;」




……よしっ!こうなったら!!




翔太「ボクが蓮のまゆ毛を書くしかないっ!!」




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


……と、いう事で

ボクはマッキーペンで蓮のまゆ毛を書く事に!!




翔太「蓮!じっとしててね……;」

蓮「んん〜、むぅ〜」

翔太「あぁ!動かないで!!

………あーあ、曲がっちゃった;」

蓮「たぁ?」

翔太「もっと太めに書いた方がいいかも……;」

蓮「んやぁ〜!!」

翔太「あぁ!もうっ!!だから動かないでってばぁ!!」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

-数分後-



翔太「よしっ……上手く書けたっ…」

蓮「たぁいっ♪」

翔太「お礼言ってるの?これぐらいどうってことないよ♪

僕はそろそろ遊びに行こうかな〜ハハハ←」

照「おーい!蓮ー!!」

翔太「あ!パパが呼んでるよ!」

蓮「たぁ!!(ヨチヨチ歩きでリビングを出る)」

翔太「………;(今のうちに部屋に行こう……;)」




照side



照「蓮ー!」

蓮「たぁ!!」

照「リビングにいたんだ、ほら!ここまでおいで♪」

蓮「うきゃっ!!」




ヨチヨチ歩きからハイハイでダッシュしてきた蓮を抱き上げるが………





つづく

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作者名:宮舘ちかげ | 作成日時:2023年4月12日 0時

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