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343・七五三 2 ページ19

Aside



蓮「む〜」

『蓮ちゃんもスーツ似合ってますねぇ♡』

照「ふは、襟が立ってるじゃん(笑)(蓮の襟を直す)」

『私も3歳ぐらいのとき着物を着て七五三の写真を撮ったなぁ〜……』

照「俺も……写真撮ったあとは親戚と食事会とかしたなぁ」

『懐かしいねぇ(笑)

私、今でも覚えてるのはお兄ちゃんと千歳飴の取り合いした事かなぁ』

照「え!?取り合い!?Aとお義兄さんが!?

むしろ千歳飴を余計に譲りそうなイメージがあった……;」

『お兄ちゃんがおかしくなったのは中学生ぐらいの時だもん、それまではどこにでもいる普通の兄妹だったし(笑)』

照「は、初めて知った……;」



昔話をしていたら……



永瀬「お待たせしましたぁ、お子様の準備出来ましたよぉ!」

辰哉「パパ!ママ!着替えたよぉ!!」

亮平「どうかなぁ?似合ってる?」

照「………おぉっ!!」

蓮「ほわぁ〜……!!」



そこには、立派に袴を着こなした5人が立っていた……



『凄い……かっこいい……!!』

涼太「なんだか、時代劇の人になった気分……♪」

大介「なにそれぇ!!(笑)」

翔太「ぼくはなんだか動きづらいよぉ〜(笑)」

永瀬「あはは(笑)ほな、早速撮影しましょうか♪」

『あ!はい、よろしくお願いします♪』



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


永瀬「お母様はこちらの椅子に座ってください、赤ちゃんは膝の上で……」

『はい♪(蓮を膝の上に乗せて椅子に座る)』

永瀬「お父様はお子様の後ろで……………よし!これでOK!」

辰哉・大介「(キョロキョロする)」

照「ほら、よそ見しないの;あのカメラ見て…」

永瀬「1枚目、いきますよー!」



カシャッ



永瀬「いい笑顔ですねぇ、もう1枚!」



カシャッ



永瀬「もっと笑ってぇ!」



カシャッ



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

-撮影後、どこかのレストランにて-



辰哉「あー!疲れたぁ!!」

照「はいはいお疲れ(笑)」

『着慣れない服での撮影は大変だものね(笑)』

涼太「でも袴着れて最高だったぁ!」

亮平「うん!かっこいい自分になった気分〜♪」

照「あはは、そっか♪」



どうやら子供達にとって、七五三の撮影は

楽しい思い出になったみたいだ

よかった……♪



照「………ところで、こんな高級なレストランに来てよかったの?

料金とかめっちゃ高そうじゃない……?」




つづく

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作者名:宮舘ちかげ | 作成日時:2023年4月12日 0時

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