337・消えた蓮ちゃん 2 ページ13
Aside
『パパ！蓮ちゃんも滑りたいって♪』
照「じゃあ、蓮滑るかぁ♪」
蓮「たぁ〜♪」
こんなに楽しかった日々が
一瞬で消え去ってしまうなんて……
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-昼食中-
みんな「いただきまーす！」
涼太「唐揚げおいしーい♪」
翔太「僕、卵焼き食べたい！」
『はい、どーぞ♪』
亮平「高菜のおにぎりどれー？」
照「高菜は確かこれじゃない？」
辰哉「………ん？」
大介「どうしたでやんすかぁ？」
辰哉「あれ、見て！」
『？』
辰哉が指を指した場所を見ると
そこには、大きい池があった……
照「「ザリガニ釣りが出来る池です」って、看板に書いてある」
大介「え！釣りたーい！！」
翔太「えぇー、怖いよぉ」
照「パパもパス、ザリガニ怖くて持てない←」
『大きい池だね……落ちたら怖いから勝手に行っちゃダメだからね』
5つ子「はぁい」
ゆきお「キャン！」
蓮「(池をじっと見つめる)」
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-昼食後-
お兄ちゃん達がひーくんと草スキーをしている間
(草スキーハマってるな(笑)by.雪乃)
私は蓮ちゃん、ゆきおと一緒にお散歩へ♪
『んー、いい風が吹いてる〜♪』
蓮「(Aの前でヨチヨチ歩きをする)」
ゆきお「(蓮の隣でゆっくり歩く)」
『ふふっ♪』
ヨチヨチ歩き姿、ほんとに可愛いなぁ…
嗚呼……私の親バカレベルがまた上がってしまった←
『あら、靴紐ほどけてる……;』
その場にしゃがみ、靴紐を直していたら……
ゆきお「キャンキャンっ！！」
『ん？ゆきお、どうしたの？』
急にゆきおが吠えだしたから、顔を上げると…
『…………えっ、あれ？』
ゆきお「キャンキャン！！」
『蓮ちゃん………蓮ちゃんっ！？』
蓮ちゃんの姿がない……
『えっ！何でっ！？蓮ちゃん！どこに行ったのーーっ！？』
ゆきお「キャイン！キャイン！！」
私が靴紐を直してる間に何処かへっ！？
どうしようっ……どうしようっ……！！
『蓮ちゃーん！いたら返事してーーっ！！』
ゆきお「キャンキャンっ！！」
ゆきおと必死に探していたら……
辰哉「ママーっ！！」
照「A！どうかした！？」
『あっ、ひーくんっ……』
ひーくんがお兄ちゃん達を連れて
私達の元へ駆け寄ってきた……
つづく
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作者名：宮舘ちかげ
| 作成日時：2023年4月12日 0時
