別れたら天使が来た。

44・久しぶりに、2人きり ページ46

渡辺side



-その日の夜、ホテルにて-



雪乃「寄りを戻ったのはいいけどさ、Aは東京に戻るんでしょ？」

渡辺「じゃあ明日！俺ら帰るから一緒に帰ろ！？」

『え、それは無理だよ←』

渡辺「なんでぇ！？」

宮舘「すぐには無理に決まってるでしょ、引越しの手続きとかあるんだし←」

『仕事も辞めなきゃいけないし……その他手続きとか諸々あるから

今すぐには帰ってこれないよ。1〜2ヶ月はかかると思う』

渡辺「そんなぁ……」



やっと一緒になれたのにまたしばらく離れるなんて…



雪乃「2ヶ月なんてあっという間よ

それよりさ！私達の家の隣の部屋空いてるからよかったらまた隣に………んえ、響おネムかぁ？」

響「むぅ〜……(ｳﾄｳﾄ)」

『あらら……もう疲れちゃったかぁ♪』



響が今にも寝そうなので、話し合いは中断して

寝る事になったのだが………




雪乃「涼ちゃん、私の部屋に来なさい。

翔太とAを2人きりにさせましょう♡」

宮舘「ふふ、そうだね♡」

渡辺「なっ！？」

『え！ちょっ……響も連れてくの！？』

だてゆき「おやすみ〜♡♡」



あのバカ夫婦、響を抱え部屋を出ていってしまった←

部屋に残ったのは俺とA………




渡辺「……あー、えっと、とりあえず……もう寝るか……？」

『あ、そ……そうだねっ…！』

渡辺「…………一緒に寝る？」

『…………へっ！？』



しまったァァァァァァ!!!!

復縁したからって1日目に寝るのはダメだよな！？

俺のバカ！A絶対引いてんじゃん!!!!




『………うん、一緒に寝よ？』

渡辺「えっ！？いいの！？」

『だって……翔太が好きなんだもんっ…』

渡辺「……………。」



え、可愛い←



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

なんやかんやありまして、同じベッドで寝てるんだけど……



渡辺「………………。」

『…………………。』



まぁ、やっぱり眠れない訳で……



渡辺「(こんな近くにいるんだから抱きしめてもいいよね……復縁もしたし、いや……いきなりハグしたらキレられるかも……)」
(ピュアか←by.雪乃)



そんな事を思っていたら……



『翔太、こっちにいっていい？』

渡辺「えっ？」



Aが、俺の胸元にしがみついてきた…





『………っ、久しぶりだな。翔太のぬくもり』

渡辺「…………っ」

『私の大好きなぬくもり……』





つづく

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