貴族の婚約者は紅一点。 4 (ページ35)

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161・倦怠期ごっこページ35

渡辺side

宮舘・A「……………。」

渡辺「………お前らなにやってんの←」

とあるオフの日

クリニックをはしごした後、なんとなくという理由で

幼なじみバカップルの家に遊びに行ったら……

宮舘「……………。」

『………………。』

バカップルの家の中は最悪な雰囲気につつまれていた(爆)

渡辺「ねぇ、マジで何かあったの？」

『涼ちゃん、黙ってたらわかんないじゃん

昨日の夜一緒にいた女は誰だったのよ？』

渡辺「はぁっ！？」

Aの奴、俺を無視して涼太に話しかけてきやがった←

てか、涼太の奴他に女いたの！？

宮舘「あれはただ酔っ払った女性を介抱してあげただけだよ」

『へぇー、涼ちゃんは彼女でもない人をあんなにいやらしく介抱してあげるんだぁ』

宮舘「ただ背中を摩っただけじゃん」

『あれのどこが！？私見てたんだから!!!!あの後2人が抱き合ったりしてるところをっ!!!!』

渡辺「えぇっ！？」

オイオイ、これってクロなんじゃね！？

『私にはハグもキスも何にもしてくれない癖に他の女になするんだね!!!!ほんと最低!!!!』

宮舘「じゃあ言わせてもらうけど、せっかく俺が作ったご飯を全然食べてくれないのは誰！？」

渡辺「へっ！？」

宮舘「作ったら「食べてきたからいらない」

作らないと「何で作ってくれないの？」

あまりにもワガママ過ぎると思うけど！？」

渡辺「た、確かに……」

宮舘「事前に連絡してよ!!!!

Aがそんなだらしない女だから他の女性が余計に魅力的に見えるんだよ？

俺が他の女性に走ったのはAのせいだからねっ!!!!」

渡辺「オイオイ……」

そこまで言うかよ……

てか、そろそろ喧嘩止めないとヤバそうだな

そんな事を思っていたら突然Aが……

『うぅ………涼ちゃぁぁぁぁぁぁんっ!!!!私もう無理いいいいいいっ!!!!』

宮舘「……Aっ!!!!俺ももう限界!!!!」

渡辺「…………へっ？」

2人が突然抱き合った………え、なにこの状況

パニックパニック←

宮舘「やっぱり倦怠期なんて無理だよっ……だってこんなにもAを愛してるからっ……!!!!」

『ごめんね涼ちゃん！私がバカな事を言い出したから涼ちゃんを辛い目にあわせてしまってっ……』

宮舘「ううん、もういいんだよ……俺もいくら嘘とはいえ

あんな酷い言葉をAに浴びせてしまって本当にごめんね？」

『涼ちゃんっ……愛してるっ♡』

つづく