貴族の彼女は紅一点。

30・ナガシマスパーランド つかの間の休憩 ページ34

Aside


スタッフ「はい、OKでーす！これより1時間の休憩に入りまーす！」


スタッフさんがそう言うと……


深澤「俺！あそこ行ってくる！」

佐久間「俺はトイレ！阿部ちゃん行こう！」

阿部「連れション！？」


メンバーがバラバラになり

それぞれの行きたい所へ行き出す


『休憩のあとは何をするんですか？』

スタッフ「次はあの…「嵐」という絶叫マシンに1人ずつ乗ってもらいます♪」


スタッフさんが指さす方を見ると…

あの大先輩と同じ名前の絶叫マシン・嵐が…


『凄いっすね…;』

スタッフ「席がグルグル回転するそうですよ(笑)」

『阿部ちゃん大丈夫かよ…;』


スタッフさんと少し話した後

私は近くのベンチに腰掛けた


『ふぅ………』


すると……


宮舘「ここにいたんだ」

『あ、涼太』

宮舘「よいしょっと……」


涼太が私の隣に腰掛ける


『翔太と一緒にいたんじゃないの？』

宮舘「休憩1時間しかないのにスチールドラゴンに並ぼうとしてたから置いてった」

『あはっ(笑)乗れなかった事が相当悔しかったんだね……あっ！』

宮舘「どうしたの？」

『あそこ…アイスクリーム屋のワゴンがある』

宮舘「食べる？」

『食べたい！』

宮舘「じゃあ買ってくるね、チョコでいい？」

『うん♪』


涼太は立ち上がりアイスクリーム屋へ行く

私は再び1人に…


？「あの……もしかして、Snow Manの雪乃Aちゃんですか？」

『あっ！はい！』

ファン「やっぱり…！俺、Aちゃんのファンなんですっ！」

『ほんとに？ありがとぉ♪』


ベンチに座ってたらファンの方に話しかけられた！嬉しい♪


ファン「あの！よかったら握手していいですか？」

『…握手だけでいいの？それ以上はしたくないの？(ファンサ)』

ファン「ひえっ……！(顔真っ赤)」

『ふふ！なーんてね！これからも応援よろしくね♪』

ファン「はい！」


握手をすると、ファンの方は嬉しそうな顔でその場を去っていった



宮舘「A」

『あ！涼太おかえり♪』

宮舘「はい、アイス(アイスが入ったカップを渡す)」

『ありがとう♪』

宮舘「………さっきの人、Aのファン？」

『見てたんだ(笑)そうだよ、握手したんだ♪』

宮舘「へぇ……」

『いただきま〜す』

宮舘「いただきます…ん、美味しい」

『涼太は何の味？』

宮舘「無難にバニラ…食べる？」

『うんっ！』

宮舘「はい、あーん」

『あー……んん、美味しい♪』



つづく

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