114・クリスマス 3 ページ24
照side
照「蓮、あーん」
蓮「あーむっ」
照「蓮用にも作ったんだな、可愛いなこの離乳食♪」
『可愛いでしょ♪』
まだ赤ちゃんの蓮には
雪だるまのおかゆともみの木が描かれたスープにクリスマスリースの形をしたマッシュポテト
ゆきお「きゃんっ♪」
翔太「ゆきお、美味しい?」
もちろん、ゆきおにもワンちゃん用のケーキと
鶏と野菜が入ってるリゾットのディナーを用意♪
涼太「ママ、来年は僕ひとりでローストビーフ作りたいっ♪」
『えぇ!?もう来年のクリスマスの話!?』
亮平「早すぎるよー(笑)」
辰哉「あっ!!パパ!ケーキ食べたい!」
照「お、そうだった!食べようか!」
大介「あ!サンタさん食べたいっ!!」
翔太「僕はこのチョコ食べるっ!」
照「あっ(チョコ取られた……←)」
楽しい時間はあっという間に過ぎていき……
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辰哉「すぅ……すぅ……」
亮平「zzz」
照「よいしょっと……」
深夜、疲れて眠ってしまった子供達の枕元にプレゼントをそっと置く…
『……みんな、メリークリスマス♪
プレゼント……喜んでくれたらいいなぁ』
照「そうだな
……なぁ、A」
『ん?』
照「………2人で、飲み直さね?」
『………うんっ、もちろんっ♡』
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照「乾杯」
『かんぱーい♪』
カチンッ♪
『はぁっ………美味しいっ♪』
照「ジュースなのにいい飲みっぷりだな(笑)」
『んふふ(笑)』
照「あ、そうだ!
これ……Aにプレゼント」
『えっ!?』
俺はずっと前から用意していたプレゼントをAに渡す
『え、でも……受け取れないよっ…
私…ひーくんにプレゼント用意してないもんっ…』
照「いいって(笑)
これはいつも家事や育児を頑張ってるAママに照サンタからのプレゼント♪」
『ひーくんっ…………ありがとうっ……!
じゃあ、開けるねっ…!!』
プレゼントの包装を丁寧に開けると、中からは……
『……わっ!前から欲しかった財布!!
ほんとにいいのっ!?』
照「うんっ♪」
『ありがとう……大切にするっ!!』
プレゼントした財布を大切そうに持つAを見てると
なんだかAが愛おしく思えてきた…
結婚して6年ぐらい経つのに、俺ってAが好きだよなぁ……(笑)
つづく
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作者名:宮舘ちかげ | 作成日時:2020年7月22日 18時