岩本さんチ。 3 (ページ11)

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101・夏だ！海だ！叔父さんだ！？ページ11

照side

大介「わーい！海ー！！」

辰哉「早く行こうよ！！」

照「そんな慌てんなって

海は逃げねーよ(笑)」

子供達の夏休みを利用して

今日は岩本家、俺の弟・風磨の9人で

海へ遊びに行く事になった。

風磨「義姉さーん、荷物トランクに全部入れておいたよー」

『ありがとう風磨くん！』

翔太「日焼けしたくなーい…」

涼太「海楽しいよ、一緒に遊ぼう」

蓮「あーう！だっ♪」

亮平「蓮も楽しみだって～♪」

照「よし、準備出来たな

それでは！車に乗りましょー！」

5つ子「はーいっ！！」

家の戸締り、ガスの元栓もちゃんと確認し

いざ！玄関のドアを開けようとした瞬間…！

Prrrr……

風磨「兄貴か義姉さんのスマホ鳴ってるよ」

『ごめん、私だ………ゲッ;』

照「？」

『……もしもし、お兄ちゃん？』

健人『やぁ、愛しの妹よ』

風磨「うわっ←」

照「(お義兄さんか……;)」

『なんの用…？』

健人『実はね、今日から休みなんだ

だから今からこっちへ遊びに行くよ』

『え！それは無理だよぉ…

今からみんなで海に行くんだもん……』

健人『そうか……じゃあ…』

ｶﾞﾁｬｯ(玄関のドアが開く音)

健人「俺も一緒に行こうかな(ﾆｺｯ)」

『お兄ちゃんっ！？』

風磨「バカ兄貴！！」

5つ子「ケンティー！！」

蓮「いやぁ～っ！！」

突然ドアが開き、そこに立っていたのは

Aのお兄さん・健人さんだった……うわぁ←

『どうしていつもいきなり来るの！？』

健人「事前に電話しただろ？困った子猫ちゃんだなぁ」

照「それはアポなしと一緒っすよ！」

風磨「相変わらず気持ち悪い事ばかり言ってんなぁ……;」

辰哉「ケンティーも一緒に行くの？」

健人「あぁ！海を思い切り楽しもう！甥っ子達よ♪」

5つ子「やったぁぁぁぁ！！」

健人「さぁ！早速出発しようか」

風磨「おいおいおいっ！！」

照「勝手に車に乗るなぁぁぁぁっ！！」

『ちょっと待ってよお兄ちゃん！

誰もアンタを連れていくとは行ってないでしょ！？

いきなり来られたら困るって何度言ったらわかるのよ！？

とにかく！アンタは邪魔なの！！早く帰りなよっ！！』

健人「(ｶﾞｰﾝｯ!!!!!)」

照「うわぁ……;」

風磨「ざまーみろ(笑)」

Aにあんな事を言われ

流石にショックを受けたのか、お義兄さんはそのまま帰ろうとする……

と、その時……！

つづく