私、阿部と申します。

6・気になるあの子の放課後 ページ7

宮舘side



ごきげんよう

宮舘涼太です。



俺の幼なじみで初恋の子である目黒A


おじさんやおばさん、彼女の弟である蓮がまだ東京にいた頃は

俺の家の隣に住んでいたけど

おじさん達が北海道へ行ったのを機に

彼女も学校の近くにあるアパートへ引っ越したらしい…;


幼なじみなんだから俺の家に居候してもよかったのに。




しかも、高校2年の終わり頃から

なーんかAの様子が変なんだよねぇ…


スマホ見てニヤニヤしてるし

アパートの住所教えてくれないし……



そこで俺は考えました。

放課後の彼女を尾行しよう！………と。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

-放課後-


「先生、さようならー！」

「さよーなら！」

阿部「はい、さようなら♪

………あっ！目黒ー！」

『はーい！』

宮舘「………。」



教卓にいる阿部先生がAを呼んで何やら雑談をしている…

んー、何を話してるんだろ


てか、最近あの2人仲良いよなぁ…

阿部先生頭いいし、Aの奴…勉強について阿部先生に色々聞いてるのかな……



………あっ！

Aが教室を出て行った！！



宮舘「追いかけなきゃ……！」

渡辺「涼太ー、部活行こうぜー」

宮舘「ごめん！今日休む！」

渡辺「はぁ！？」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


学校を出たAを急いで追いかける。



『〜♪』

宮舘「……;(口笛吹いてる……どこに行くんだろう)」



Aがたどり着いた先は……



宮舘「スーパー……？」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


『えっと……今日はなにを作ろうかなぁ…』

宮舘「………。」



スーパーで買い物を始めたA

今日の夕飯の材料を買うみたいだ……。

自炊するのはいい事だね←←



店員「お会計5450円になりまーす」

『はーい』

宮舘「……。」



え、買い過ぎでしょ(爆)



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

スーパーを出た彼女の後を追う。


宮舘「…………。」



Aの後を追いかけてるうちに

俺はある事に気づいた。



宮舘「ここ…マンションばかり建ってる」



確か学校の近くのアパートに住んでるんだよね…？



宮舘「おかしいぞ……？」


しかも、このマンション街

学校から全然近くない

あ…別に遠いって訳でもないけど……←




つづく

7・気になるあの子の放課後 2→←5・幼なじみ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す