19・先生と帰省 3 ページ20
Aside
阿部「ごめんね、お待たせ」
『せんせ…………あっ…』
阿部「俺も浴衣着たけど………どうかな？」
『………っ』
先生の浴衣姿があまりにもかっこよ過ぎて…
私は何も言えなくなっていた。
阿部「A？どうかした？」
『あ、いや………その……』
ママ「んふふ♪
Aちゃんってば、亮ちゃんの浴衣姿がカッコよくて何も言えなくなっちゃったのよね(笑)」
阿部「え、そうなの！？」
『……………はいっ』
阿部「なぁんだ、急に黙り込むから似合ってないのかと思ったよ〜;」
『そ、そんな事ないです！』
ママ「ふふ、ほら！イチャイチャはここまでにして…早く行ってらっしゃい♪」
阿部「うん！
…………A、行こうか」
そう言うと先生は、私に手を差し伸べてきた
『…………えっ？』
阿部「えっ……って、手を繋ぐんだよ、ほらっ♪」
『…………っ』
そうだ、ここでは人目を気にせずに手を繋ぐ事が出来るんだ…
『…………っ』
私はそっと先生の手を握る
阿部「じゃ、行ってきます♪」
『いってきます！』
ママ「いってらっしゃーい！」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『あっ……！かき氷食べたい！』
阿部「やっぱりかき氷だよね〜
なんの味にする？」
『イチゴがいいです！』
阿部「了解、俺はメロンにしようかな♪」
花火が打ち上がる時間までまだまだなので
私達は屋台めぐりをする事に(笑)
『あ！焼きそば美味しそ〜！』
阿部「色々買いたくなっちゃうねー(笑)」
『あはは、確かに(笑)』
阿部「りんご飴もある〜」
『食べてみたいです！！』
阿部「じゃあ買っちゃおう！！」
『やったぁ！！』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
阿部「大丈夫？足、痛くない？」
『大丈夫です！』
阿部「……よし、着いた！」
花火が打ち上がる時間が近づき
先生は私をとある場所へ連れてきた
『ここは……？』
阿部「ここは、俺の穴場スポット♪
この場所…俺が中学のときに見つけたんだよね！
花火が凄くいっぱい見えるよ〜！！」
『へぇ……！！』
その時………
ﾄﾞｰｰｰｰｰｰｰﾝｯ!!!!
『………あっ！！』
阿部「わっ……」
綺麗な花火が空一面に打ち上がった…
『きれーい……！』
阿部「でしょ？でもね…この後がもっと凄いんだよ！」
つづく
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 839人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Nishiki - ？さん» わざわざ言う必要は無いのでは？ (2021年3月21日 22時) (
レス) id: 43dc748b90 (このIDを非表示/違反報告)
nao(プロフ) - ？さん» そういうこと言うのやめた方がいいと思います。作者様に失礼です。私的にはとても面白い作品だったと思います。 (2021年3月7日 9時) (レス) id: 4ea5256c68 (このIDを非表示/違反報告)
宮舘ちかげ(プロフ) - ふさん» 頑張りまふ！！(笑) (2020年12月18日 18時) (レス) id: b883b89411 (このIDを非表示/違反報告)
ふ - 更新お待ちしておりまふ！！！ (2020年12月14日 21時) (レス) id: 3ae47a3069 (このIDを非表示/違反報告)
宮舘ちかげ(プロフ) - 流らさん» 筋トレすればプラマイゼロですね(笑) (2020年9月7日 17時) (レス) id: b883b89411 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：宮舘ちかげ
| 作成日時：2020年7月12日 3時
